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そこからは、正直大変だった。
お互いの家に挨拶までは上手くいった。
事務所に行き結婚しますと連絡を入れれば大反対。
これからで、女の子を相手にしてるのにファンはどうするとか、若いのに結婚は早いとか。
俺の意思は固いし、結婚は認めて欲しくて頑張ったけど向こうも手強い。
仕事が終われば事務所に飛んで社長に許可をもらいに行く毎日。
｢ふー、、｣
｢カイくん、大丈夫？｣
｢...ん？｣
ため息つきながら家に帰ると大丈夫？って薄く微笑みながら心配してくれるなまえ。
突然ぎゅーっとハグして体温を感じる。
｢ハグってストレスがめっちゃ減るらしい！｣
｢ふふ、ほんとかなー、｣
いつもありがとう、大変なのにごめんって言いながら頭を撫でてくれる。
...やっぱり結婚したい。どうしても。
俺には、なまえしかいないから。
次の日も、その次の日も玉砕して楽屋でも唸る日々
1｢カイ今日も行くんやろ？｣
｢うん、｣
1｢頑張れよ｣
コーイチに励まされ事務所に足を運ぶ。
行き過ぎて警備員の人もガード緩くなったなあ、なんてどうでもいいことを考えた。
｢社長、お願いします。｣
頭を下げても下げても、結果はおんなじ。
事務所をやめるのもしたくない、超特急も続ける。
報告だけは絶対する。
8号車に嘘なんかつきたくない。
｢失礼します｣
社長室に聞き覚えのある声が聞こえた。後ろを振り向けばメンバーがいて社長、とリョウガが口を開く
3｢カイの結婚、承諾して頂きたくて来ました。｣
4｢...僕達からもお願いします！｣
全員頭をしっかりと下げて、社長にお願いします、と声を張る。
そこまでされると思っていなかったみたいでため息混じりに結婚を許された。
結局許してもらえるまで時間がかかった。
それでも、助けてくれるのはやっぱりメンバーで、辛い時支えてくれるファンに嘘なんかつけない。
その1週間後事務所からの発表をした。
ファンからの反応は様々で、信じられない、おめでとう、無理、頑張って、降りる、とたくさんの声をすべて受け止めてきちんとみんなの声に返したいと思って、ブログのコメントという形で来た質問全てに返した。俺に出来ることはすべてしたい。
そして、2/2に、婚姻届を提出した。
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逢琉(プロフ) - さーちゃんまんさん» はじめまして。ありがとうございます。お言葉非常にありがたいです。頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年1月9日 23時) (
レス) id: 8c804e470d (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - はじめまして！成人式だったんですね。おめでとうございます！これからも楽しみにしてます！ (2018年1月9日 13時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢琉 | 作成日時：2017年12月27日 23時
