喫茶処 ページ1
敦side
その喫茶処は、探偵社の入った建築物の一階にあって、
休憩中の探偵社がよく屯している___。
「だァざァいィーーーーっ!!!」
この怒っている人は、国木田独歩さん
「も〜、国木田君は本当に元気だねぇ」
そして、国木田さんに掴まれているのが太宰治さん
「兄さま!はい、あーん」
「あー…ん!美味しい!」
ここに居る二人は、谷崎潤一郎さんと その妹さんの谷崎ナオミさん
兄妹らしいのだが、距離の近さが僕の知っているものでは無い
この人達は、全員 武装探偵社の方々で
「はは…」
そんな皆を見て困り笑いをしている僕も一応、武装探偵社の一員です。
名前は、中島敦
太「んー? お、そうだ!君たち、もうすぐ久しぶりの再会があるよ」
突然、国木田さんに締められ揺らされていた太宰さんが何か閃いたように僕たちに話しかけた
国「貴様、話を変えるな!大体お前はな…」
谷「久しぶりの再会ですか?」
ナ「…?もしかして!」
太宰さんの言葉に国木田さんの怒りはまた増し、谷崎さんたちは顔を斜めに傾けた。
ナオミさんにはなにか心当たりがあるようだったが
僕は何も分からないまま 何ですか?その、久しぶりの再会というのは…そう聞きかけた途端だった。
『お姉さん、お味噌汁一杯 お願いします』
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作者名:On | 作成日時:2023年2月16日 7時