検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:331 hit

16 ページ17

図書館でまーちゃんを見つけた。


『まーちゃん、一緒に勉強してもいい?』

「まーちゃんって何よ。別に、好きにすればいいわよ」

『ありがと』


まーちゃんの隣に座り、課題をする。


「…そこ、間違えてるわよ」

『どこ?』

「問10の2番目よ、それはこっちの公式に当てはめるのよ。」

『ん…ありがと、まーちゃん!』

「…っ、えぇ」


そんな会話をしていると、
別の机で勉強していた男子の声が聞こえてきた。


「山羊のやつ、子供好きとか絶対嘘だぜ。女子に好かれたいからか知らねぇけど」

「!」

「えっ、なんで?」

「だって俺、前にアイツがガキをすーげぇ目で睨んでたのを見た事あるもん。」

「!!」


まーちゃんが顔を青ざめながら立ち上がり、走りながら出て行った。


『?! まーちゃん!』


私はまーちゃんの後を追うように走る。


───────────


走ってる時、不意に声が掛けられた。


「A、どうした。廊下なんか走って」

『中吉…朋也は保育ルームのとこに行った?』

「入部してくるって言ってたな」

『…って事は、ゆかが危ない。中吉、行くよ。責任持って回収して』

「あぁ」


中吉と急いで保育ルームへ向かう。

17→←15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2024年3月18日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。