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＊事の始まり＊2＊ ページ4
「お前は風の巫を…」
「殺してませんっ！」
この繰り返しは流石に飽きるぞ。
どうしてオレはこんなオッサン()と四六時中向き合ってなきゃいけないんだ！！
どうせ向き合うなら綺麗で可憐で素敵な女性がよかったよ！←
女性不足だよ！←
あの綺麗でサラッサラッになびく髪とかm(強制終了
なんて一人でうめいていると。
「はぁ…わかった。A。」
「な…なんすか。」
「何も言うなよ。」
「は…はぁ。」
なんだ、急に畏まって。
しかも急に名前呼び。気色悪ｯ！←
「仮に、Aが殺したとしよう。」
おい。 おい。
「お前は、罪を逃れる事が出来る。」
「…………は？」
何を言い出すんだこいつは。
「『は？』…て。まぁ、簡単な事ではないが…。
逃れる術はあるぞ。」
「……何それ。」
先に言えよ。
「“新しい風の巫を見つけ、神を復活させろ。”ただし…二年以内に。」
「…ムリだろ。」
「じゃあ一生を牢屋で過ごすか？」
…それは、嫌だ。
オレは冤罪なんだぞ…。
殺してないけど、やるしかない…か。
「わかった。やる。」
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作者名：茶黒猫 | 作成日時：2014年12月19日 20時
