入学式だが。【華道 瑠羽】 ページ6
…毎朝安定の煩さ。とでもいっておこう。
未来や、海斗のせい。そろそろ全員退学にしてやろうかとも考える。
そう。この世界は権力が全て。権力がないやつが上の者に逆らうと、地獄をみるであろう。
毎日退学者がでる。だけど、入学式のため、今日はおもしろくない一日でも、始まるのだろうか。
階級が下のやつと仲良くしようとする海斗と未来がよくわからん。
入学式。あいにく今日だけは、校則を知らないやつらを退学にはできない。レジェンドはふえるのだろうか。
まぁ、どうでもいい。
俺は、入学してから、生徒会長をやっているといってもいいであろう。
俺を見れば、媚びを売るやつもいれば、焦って律義な行動をしようとするやつもいる。
なににがんばる理由があるのか。階級は、入学当時から変わることはない。
入学式は、無駄なスピーチをすることになっている。下民共の前で喋るなんて、ばかばかしい。
未来や海斗にでもたのめばよいであろう。
ガッシャーン!!!
…大きな音がしたと思えば、プラチナのやつが花瓶を割ったらしい。
俺はそこにむかった。
プラチナのやつは、俺を見て青ざめている。やはり、この顔は好きだ。
俺は、そいつをみて、口を開けば、そいつは震え出す
「おめでとう。お前の退学が決まった。」
ニヤッとすこし見下せば、周りはザワつくなり、新入生は驚く。
この空気は、俺が一番好きなのだ。
「うわぁ…」「これで何人目?」などと言う声も聞こえたが、俺は立ち去った
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
…*☆紫猫姫☆*…(プロフ) - 更新しました (2019年11月30日 22時) (レス) id: cb224af594 (このIDを非表示/違反報告)
…*☆紫猫姫☆*…(プロフ) - 更新します (2019年11月30日 22時) (レス) id: cb224af594 (このIDを非表示/違反報告)
86(ハチロク)(プロフ) - 更新しました。 (2019年11月6日 19時) (レス) id: b1210a8af9 (このIDを非表示/違反報告)
86(ハチロク)(プロフ) - 更新します。 (2019年11月6日 17時) (レス) id: b1210a8af9 (このIDを非表示/違反報告)
…*☆紫猫姫☆*…(プロフ) - 更新します (2019年11月4日 21時) (レス) id: cb224af594 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ