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「「「従兄弟！？」」」
Aと立向居は、従兄弟の関係のことを伝える。
「それより、何で雷門にいるんだよ」
「引っ越したんだよ、東京に」
「どうして？」
「･･･兄さんが倒れた」
Aが顔を伏せながらそう言うと、立向居は目を見開く。
「･･･ごめん」
「いや。･･･いずれは言わなきゃって思ってたし。それが早まっただけ」
それより･･･、と立向居は先程と違う雰囲気でAに声をかける。
「円堂さんと同じ学校だなんてずるい！羨ましい！！」
「お前そんな奴だったけ！？」
「はぁ！？お前こそ円堂さんの良さを間近で見てるのになんとも思わないのか！？」
「ま、まあ凄いとは思うけど･･･」
Aは立向居の円堂語りに段々と引きはじめた。
その空気を読んでか、戸田が立向居に声をかける。
「立向居、“あれ”を見せるんじゃなかったのか？」
「なんだい？“あれ”って」
「俺が習得したキーパー技です･･･！でも、円堂さんに見せるのは緊張するなぁ･･･っ」
下を向いてもじもじとしながら、顔を赤らめながら立向居はそう言った。
「なら、僕がボール打ちます」
「え、Aが･･･？」
「何、不満なの？」
「不満じゃなくて不安だよ･･･」
「手加減はしてあげるからさ！」
Aがそういうと、立向居はむすっとした表情でAを見た。
「いいや、全力でこい！」
「･･･いうじゃん、勇気」
・
グラウンドには、シュートするAと、ゴール前に立つ立向居がいる。
「･･･こいっ！」
「･･･行くぞ、勇気！！」
Aは渾身のノーマルシュートをゴールに向けて放った。
そのパワーは本当に女子が繰り出したのか、と疑うほど。
「(お前の才能は“知っている”。･･･見せてみろ、勇気！！)」
Aはシュートした後、立向居を見ながらそう思っていた。
「あの構えは･･･！」
端で見ていた誰かがそう声をあげだ。
何故なら、立向居のあの構えは･･･。
「“ゴットハンド”！！」
青い巨大な手。
それに皆は驚いた目で見つめた。
色は違えど、それは間違いなく、円堂守の必殺技“ゴットハンド”だったからである。
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恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» ありがとうございます…！ 中々更新に手が回らず、ずっと下書き状態で止まってるものばかりですが、作ったからには完結させたいと思っていますので、お時間あるときに覗きに来ていただければと思います！ (2023年3月12日 15時) (
レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
死神瞳羽(プロフ) - 恵野さん» 他の作品も楽しみに待ってますね！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: dad027b2bd (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» キャラの特徴掴めてましたか…！？ 所々こんな一面もありそうだなっていう想像や捏造がほとんどでしたが、違和感なく思えていただいてたみたいでよかったです！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
死神瞳羽(プロフ) - 恵野さん» いえいえ、恵野さんが作る作品は、面白いところもあるしキャラもちゃんと掴めているので見ていて、尊敬できます！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: dad027b2bd (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» まだまだ拙い部分がありますが、そう言って頂けるとは感無量です泣 (2023年3月12日 15時) (レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2019年8月25日 19時
