第6話 ページ6
2045年
カランカラン
エ「みんな起きてー朝ごはん遅れるよー」
毎朝聞こえてくるエマの声
部屋違うのになんで聞こえるの………
エマ「ほっはよーノーマン、レイ、アオ！」
ノ「おはようエマ」
レ「ほはよーエマ」
「はよ」
ノ「元気だねまだ朝ごはん前なのに」
レ「お前歳いくつだ？5歳？」
いつも通りレイはエマをイジる
エ「2人と同じ11歳！！」
こんなだけど！とエマ
自覚ありなのか？
イ「ｸｽ エマこっち手伝って」
「僕も手伝う」
イ「時間通りね
おはよう 私の可愛い子どもたちこうして今日も39人の兄弟みんあで幸せに暮らせることに感謝して いただきます。」
『いただきます』
『ごちそうさまでした』
エ「アオテスト行こうー！」
「ん 行く」
Age1 Type1
各問10秒以内に答えなさい
それでは始めます
第1問立体Aの展開図として正しくないものを選びなさい
第2問次に描かれた立方体の総数を……
第3問………
終わったーやテストの結果について口々に話し出す
イ「結果返すわね〜ノーマン、レイ、エマ、アオ
すごいわ4人ともまた300点！満点よ！」
エマが喜びの声をあげる中僕はあまり反応を示さなかった
そして自由時間僕は本を読もうと木に寄りかかる。
ド「うへっノーマンが鬼だ」
そんな声が聞こえてくる。ノーマン鬼ごっこ強いからな…
エ「レイとアオは？」
レ「パス」
そう言うレイに不満の声を漏らすエマに僕は手元の本を指差して参加しない意を伝える
ノ「OK数えるよ！」
そうして鬼ごっこが始まり…………
レ「で」
エ「また捕まっちゃったーーーっ」
レ「ラスト1人で10分持ちこたえたぞ」
「新記録」
エ「くやしーーーなんでノーマンあんなに強いの？アオも強いし
私かけっこじゃ負けたことないのに鬼ごっこじゃ勝てたことないよ！」
レ「問題 現状ノーマンにあってエマにない物なーんだ？」
エ「え！？いっぱいありすぎて…」
まあノーマン、計画性や落ち着きがあるし極め付きはあの圧倒的頭の良さがあるからなほんと11の子供とは思えないよG.Fやばいよほんと
レ「お前はわかってんだろ、アオ」
「戦略…」
レ「そ、確かに単純な身体能力ならエマの方が上だろうでもノーマンは頭が強いハンパない
そしてこれは鬼ごっこまさに戦略を競う遊びなんだよ」
「標的がどう動くか鬼がどう攻めてくるか状況を観察・分析し常に敵の策を読み利用する思考が必要…」
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作者名：八重黒 | 作成日時：2022年8月8日 2時
