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第16話 ページ16
今日も外で遊んでいると…まあ僕は遊ばずにレイと読書してるけど
「あら 今日もまた1人で読書なのね」
「ｺｸｯ」
「まぁね」
「みんなは？」
「さぁ 森で鬼ごっこじゃない？」
3人(レイはやってなかったけど)がいつもより鬼ごっこ誘っていたから脱獄のための訓練なんだろうね
「うまく逃げたと思ったのにな〜」
「自分の痕跡を消すだけじゃダメだ相手の痕跡も見ねぇとそれにノーマンはお前らの癖も読んでる
例えばトーマお前は大抵＿＿
ﾊﾞｯオイどこ行った！？」
「クローネは森いった」
(コイツなんで俺がアイツ探してるってわかった？)
「は？どういうこと？」
「みんなと仲良くなりたいの鬼ごっこしましょう」
子供達に笑顔で話しかけるクローネに不信感を覚える
試そうとしてるのが伝わってくる
ク「あなたもやりましょう。アオ」
いいだろう。こちらもそちらを試すとしよう
さあ勝負だシスター・クローネ
「いいよ。やろう、鬼ごっこ」
「！
勝負の時間は20分私が鬼よみんな逃げきってね♡」
アオも参加するのー？と言ってくる子供達をあしらいながら僕はクローネを見ていた
そっちが試すというならこっちも試させてもらおうシスターにまで登り詰めた人間の実力を
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作者名：八重黒 | 作成日時：2022年8月8日 2時
