大好きな人～after story～２ (ページ42)

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92、雷ページ42

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裕太side

土曜日、雨。

ってか大雨。

“どこにも行けない！”って拗ねてたけど、

“明日はお出かけしよう”って一言で丸く収まって、

今日はのんびり過ごすことに。

昨日遅かったし、ちょっと寝よっかなー

なんて思って寝室に入った瞬間、

【ドーーーーンッ！！！】

わっ！雷…

ってことは、、、

【バタバタバタバタ…】

ほら来た！笑

『裕太っ！』
みゆ「パパっ！」
凌「パパぁっ！」

はい、可愛いー///

笑

Aが雷苦手なのは知ってるでしょ？

子供たちも雷苦手なんだよね。

だから雷が鳴ると、

みんな俺のところに避難して来る。

笑

めっちゃ可愛くない！？////

裕「よしよし、大丈夫だよ、」

【ドーーーーンッ！！！】

『「「っ！！！！！」」』

３人揃ってビクッってなるの可愛すぎる//

笑

本当に怖いんだろうけど、

俺的には雷に感謝だよねー。

笑

だってみゆなんて、

俺に抱きついてくるの雷のときぐらいだよ？

雷のときは俺、いるだけで大活躍なんだよ？

雷ありがとう。

笑

まぁね、

前はこれがAだけだったから

ギューって抱きしめながらそのまま…

なんてこともあったんだけどね///

笑

今は子供たちがいるから、

ちゃんと〝守り神〟してるよー♪

凌「パパー雷止めてよー」

裕「無理言わないでよ、
パパがいるから怖くないでしょ？」

凌「怖いもん！」

裕「パパがいないときは、
凌がママとみゆを雷から守らなきゃいけないんだよ？」

凌「無理だもん…」

みゆ「凌、男の子でしょ？」

凌「みゆちゃん、お姉ちゃんでしょ？」

あー…

俺余計なこと言ったかも？笑

裕「ほら、みんなでリビング行こっか」

みんなでトランプしてたら大盛り上がり。

うちはね、ババ抜きすると

かなりの確率で凌かAが負ける。

笑

二人とも顔に出るんだもん。笑

『えー！また負けたぁー！』

みゆ凌「「ママ弱ーい！笑」」

みゆ「凌は人のこと言えないでしょ？笑」

凌「みゆちゃんいじわる。」

裕「凌とAが弱いんじゃなくて、
俺とみゆが強いんじゃない？笑」

みゆ「そっか！笑」

絶対違うけど。笑

いつの間にか雷は止んで、

俺たちの笑い声だけが響いて、

天気は最悪でも、いい休日だなーって思った。