じゅうさん ページ15
.
万次郎「えーAもう帰んの？」
『今日習い事あるんだもん。そろそろ帰らなきゃ』
ふと時間が気になり、時計を確認してみると習い事の時間が迫っていることにAは気づいた。
学校を出て万次郎らに別れを告げようとする。
万次郎「やだやだ！もっとAと一緒にいる！」
龍宮寺「我儘言うなマイキー、Aにとっても俺たちにとっても身につけておいた方がいいことだろーが」
“ Aにとっても俺たちにとっても身につけておいた方がいいこと”
何をやっているのか花垣はふと気になった。
花垣「習い事って何やってんスか？」
『ん？ジークンドー』
花垣「…ジークンドー！？」
あのブルー◯・リーがやってるやつ！？
小柄で虫も殺せなさそうな顔をしているAが格闘技をやっているなんて……。
花垣はギョっとした。
花垣「輝夜さん、相談役っスもんね…」
『名ばかり相談役みたいなものだけどねぇ。ていうか、輝夜さんじゃなくて名前で呼んでよ〜。わたしもタケミっちって呼んでるし！』
花垣「ウス……」
龍宮寺「昔色々あったんだよ、Aも。それにこう見えてAも東卍の一員だからな。危ねぇから喧嘩や乱闘にAを連れて行くことはねーけど」
龍宮寺のこの言葉に花垣は納得した。
なるほど。最低限の護身用に習っているのか！
確かに男ばかりの中に女の子がいるのはすぐに狙われる対象となってしまうだろう。
万次郎「さっきも言ったけど、Aは俺に守られてればいいの！よってこれ以上強くなる必要はナシ！」
『前もそんなこと言ってサボらせたじゃん』
「キャー！引ったくり！！」
「「「！？」」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 544人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆず(プロフ) - しおらんさん» コメントありがとうございます。マイキーの愛が溢れているところが伝わっているようで嬉しいです。続編も公開いたしました。今後ともよろしくお願いいたします(^^) (2022年2月3日 20時) (
レス) id: 5e3b7e37d3 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く良いです!!マイキーの愛し方最高ですね！これからも楽しみにしています！ (2022年2月3日 16時) (レス) @page50 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 噂のキャンディーさん» コメントありがとうございます(^^)今後も楽しんでいただけるよう、頑張ります！ (2022年1月27日 20時) (レス) id: dfff95afcc (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - 凄い面白い作品です！更新楽しみしてます！ (2022年1月26日 21時) (レス) @page30 id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - にのんさん» コメントありがとうございます(^^)まだ、書き始めたばかりで至らない点もありますが、これからも頑張ります。 (2022年1月23日 11時) (レス) id: dfff95afcc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆず | 作成日時：2022年1月20日 21時
