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夏休み前半は課題のことなんか忘れて予定をたくさん詰め込んだり、部活で切磋琢磨したり、毎日充実してる人が多い。
私は部活に所属していないから趣味を楽しんでゴロゴロして、たまに遊びに誘ってくれる友達と出かけて過ごす。その程度。
夏休みが後半になって来ると遊びに誘ってくれる友達も減っていく。たぶんそれは課題と向き合っているから。
私もそのうちの一人で、夏休み初日から放置した課題はすでに溜まっていた。
そんな夏休み後半のある日、母に頼まれスーパーで買い物をしてた私は練習着姿の幼馴染み、優吾と鉢合わせた。
久しぶりに見た彼は少し肌を黒くして、この夏は部活に励んでいたことを物語っている。
「優吾、やっほー！部活帰り？｣
｢お〜A久しぶり！うん、部活帰り。そういやさ、A夏休みの課題終わった？｣
優吾はいつもの笑顔で答えてくれた。久しぶりに家族以外の人と話して心が弾む。
だけど、そんなのは瞬殺で消え“課題”という単語に一瞬、嫌な気分になった。
｢いや・・・全然手つけてない・・・結構やばい！！！｣
おもむろに嫌そうな顔をすると、優吾も同じような顔をして「だよな〜やるわけねえよな〜！」って笑った。
「来週北斗と勉強会すんだけどさ〜お前も来る？」
彼が誘ってくれた勉強会はいい案だと思った。そーでもしないと課題と向き合わないし・・・
でも、知らない子の名前が聞こえたから一瞬戸惑った。
｢・・・え？それ、私も行っていいの？｣
優吾とその子の出来上がった空間に入るのはちょっと気まずいし、なんか申し訳ない。
そんな迷いが顔に出てたのか、彼はこう付け足した。
｢あー・・・A、北斗知らねぇーか！まぁあいつ良い奴だから大丈夫っしょ！家に居ても課題やんねーなら集まった方がやるっしょ？｣
確かにその通り。この勉強会に行かないと私はきっと課題から逃げると思う。
優吾もいるなら知らない子と一緒でも大丈夫かな！と勉強会に参加することにした。
｢じゃ、来週の月曜日午後から学校な｣
「おっけ！」
そう言って優吾はスーパーを後にした。
私も母に頼まれていた買い物を思い出し、勝手にアイスも買って食べながら帰宅した。
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えーじ(プロフ) - わかねこさん» コメントありがとうございます！楽しみにしてくれている方がいて嬉しいです(T_T)時間かかると思いますがこれからもよろしくお願いします(T_T) (2019年9月9日 21時) (
レス) id: c9219c5749 (このIDを非表示/違反報告)
えーじ(プロフ) - K.Hさん» コメントありがとうございます！お気持ちとても嬉しいです！説明不足で申し訳ないのですが、携帯壊れてデータ飛んでメモ帳に書いてた小説の続き全て失いました(T_T)続きを1から書き直すことになるので更新遅くなります…(T_T) (2019年9月9日 21時) (レス) id: c9219c5749 (このIDを非表示/違反報告)
わかねこ(プロフ) - はじめまして。本編？の方から読ませていただいてます。このお話大好きなので、えーじさんのペースでゆっくり更新していただけたら嬉しいです！大変だとは思いますが、これからも楽しみにしてます！ (2019年9月9日 18時) (レス) id: 010f6535e8 (このIDを非表示/違反報告)
えーじ(プロフ) - コメントありがとうございます！お気持ちとても嬉しいです！説明不足で申し訳ないのですが、携帯壊れてデータ飛んでメモ帳に書いてた小説の続き全て失いました(T_T)続きを1から書き直すことになるので更新遅くなります…(T_T) (2019年9月9日 18時) (レス) id: c9219c5749 (このIDを非表示/違反報告)
K.H(プロフ) - コメント失礼致します！こんな恋でもキミとでよかった をよく読んでいます(^ ^)もしえーじ様に差し支えがなければTwitterかなにか教えていただけないでしょうか？こちらのお話全てスクショして送りますので…！ (2019年9月9日 17時) (レス) id: 613846fdb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えーじ
| 作成日時：2019年9月1日 6時
