花粉症 ページ13
っくし、
ずびーっ
牛「おいおい大丈夫か？」
ガ「風邪引いた？」
「ちょっと花粉症かも…」
キ「すげー鼻声じゃん笑」
春と秋は嫌い。
花粉がすごいから。
一応毎日薬を飲んでいるのだが効かない。
そろそろ替え時か…？
レ「ぐらちゃん大丈夫？」
レトが心配してハッカ飴を1つくれた。
「ありがと」
キ「お、本家登場ぉー」
レ「誰が本家や」
「なんか…レトの声聞いてると実は自分花粉症じゃないんじゃないかなって思う」
牛「安心しろ花粉症だ」
ガ「レトさんはいつもの事だけどぐらちゃん今日ほんとに鼻声だねぇ」
「ね」
レ「え俺今さらっとディスられた？」
レトの言葉をスルーしてもう一度鼻をかむと耳が急に篭ったようになった。
耳を引っ張り唾を飲み込む。
すると耳は元通りになった。
「はぁ……鼻かみすぎて中耳炎になりそ」
牛「でも吸いすぎんのも良くねーんだろ？」
「さすがうっしー博識ぃ〜」
キ「鼻かみすぎて酸素不足でなんかふにゃふにゃしてんな神楽」
「うーん……ツラい」
ひと呼吸おいてレトから貰ったハッカ飴を口の中に放り込む。
ハッカ飴はあまり得意ではないのだが、これを舐めてれば鼻も治まるという謎の自己暗示をかけて口の中で留める。
ガ「ぐらちゃん眉間にしわ寄ってるけど笑 大丈夫？」
「スースーする」
牛「じゃあ鼻の通りも良くなるんじゃねーか？良かったな」
キ「これは動画で言われんな笑」
「うわ…嫌だ。今日鼻にティッシュ詰めてやるかな」
レ「やめて笑っちゃうから」
牛「鼻ズコズコ言わせながら実況録れ」
「ちょっと！酷い！笑」
それから約30分後、鼻が一向に治まる気配がないのでそのまま実況を録り始め中盤になった頃…
『あー！ちょと待、すんっ、今やばい来てる来てる！』
牛『なにっ、何がだよ笑』
『っく、っくし、っあ"！死んだ！！』
キ『忙しい…笑笑』
ガ『くしゃみしたり死んだり大変だねぇ笑』
『あ"ー…しんどい』
レ『これは絶対コメント書かれるね』
『ほんとに嫌だ。お蔵にしてよ』
キ『絶対嫌だわ笑』
キヨが見つけてきたパーティーゲームで遊んでいる為、キヨのチャンネルで動画が上がる。
その日暮らし実況者で知られているキヨが貴重な1つの動画をお蔵にするわけがない。
結局その動画は録った翌日に投稿され、私はキヨリスナーにいじられまくった。
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作者名：RIN | 作成日時：2022年2月6日 1時
