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19話 ページ19

Aside



A「はじめましてーよろしくー」



そう適当に言って,ポケットに入れていたミンテ●アを口に放り込む。



………辛っ



おかげで目が覚めた。



ていうか…



男だらけだ。



今更気付く。



周りを見渡すと…何故か驚いた顔をしている隊士達。



でも…



私にとってこの状況は,『怖い』以外の何でもなかった。



と,その時―――――ー………







−ぎゅ…っ−



A「……え?」




隣で座っていた隊長さんの手が,私の手を優しく包み込んでいる。



沖「怖いんだったら,俺を頼りなせェ。(ボソ」



A「こ,怖いって何が……(ボソ」





この人,鋭い。





沖「……男だらけだと,思い出しちまうんだろィ?………手が震えてまさァ。(ボソ」




そう言われて初めて気付いた。



手が震えていた事に。



A「確かに怖いけど……ここは警察でしょ?だから慣れたらきっと平気。(ボソ」



私は口角を上げ,無理矢理笑ってみせた。



だけど……



沖「はぁ……」



何故か呆れた顔をしてため息をつく隊長さん。



沖「今日は一日中ずっと一緒に行動するからな。」



A「……は?」



沖「守ってやるって約束したんですからねィ。」



気がつくと,局長と副長からの話は終わっていて…



副長がどこかへ行っていた。



沖「………俺達も戻りやしょう。」



そう言って,隊長さんが私の手を引いた時だった。



近「Aちゃん,ちょっといいか。」



え?



近「総悟は先に自室へ戻っていてくれ。」



沖「………へい。」






A「何ですか……?」



近「先ほど,妹さんから電話があった。」



A「…神楽ちゃんから?」



一体何の…



近「君を追いかけている集団は,こいつらで間違いないか?」



そう言って写真を取り出した局長。









そこに写っていたのは―――――――……

















































間違いなくアイツ等だった。







































A「………………はい。」







そう答えた私。


声が異常なほどに震えている。






近「そうか。……安心してくれ。俺達は全力で君を守る。」

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白いるか(プロフ) - 剣豪チワワさん» それじゃあ、チワさんには愛の倍返しをww(`・w・´) (2013年9月28日 23時) (レス) id: 011c10a4eb (このIDを非表示/違反報告)
剣豪チワワ(プロフ) - 白いるかさん» そんな嬉しすぎるコメをくれる白いるかさんを私も愛しちゃいますーーーー////←← (2013年9月28日 14時) (レス) id: ac5158c4e2 (このIDを非表示/違反報告)
白いるか(プロフ) - 剣豪チワワさん» YES!!!チワさん、愛してますううううッッッ/////w (2013年9月26日 23時) (レス) id: 011c10a4eb (このIDを非表示/違反報告)
剣豪チワワ(プロフ) - 白いるかさん» ププププロポーズ!?wwww (2013年9月26日 14時) (レス) id: ac5158c4e2 (このIDを非表示/違反報告)
白いるか(プロフ) - 剣豪チワワさん» じゃ、私はチワワさんに永遠の愛の誓いを!!!!ww (2013年9月21日 22時) (レス) id: 011c10a4eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:剣豪チワワ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/  
作成日時:2013年7月19日 20時

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