検索窓
今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:14,803 hit

11話 ページ11

一方,真選組――――――……



沖「んで,その女が…っ」


土「あーはいはい。分かった分かった。」


沖「じゃあ真選組にいれてもらえやすかィっ!?」


何やら,上司に説得をしている少年。


しかし,上司は…


はぁ……と大きくため息をつくと


土「入れられないって何度も言ってるだろ。いい加減諦めろ総悟。」


と疲れた様子で言う。


だが少年も諦めない。


沖「……女だからですかィ?」


土「……元々,ここは女・子供は入れられない決まりだ。」


沖「でも,アイツなら夜兎だし――――……絶対邪魔になりやせんっ!!」


土「………じゃあ,あのチャイナ娘も夜兎だ。他の女・子供より強いはずだが,入れようと思えるか?」


沖「チャイナはダメでィ。あいつはまだまだガキだからな。」


土「それは違う。総悟,お前はきっと――――――――………」



タバコに火をつけながら,土方が沖田の方を振り返る。




そして―――――……




























































土「気になってるだけだろ。1人の女として。」



そう土方が言った瞬間,目を見開く沖田。



土「そういう浮かれた思いで,安易に女を隊士にする事は不可能だ。」



沖「何……言って…」



土「知らねえうちに好きになってるって事だって……あんだよ。したんだろ?一目惚れ。」



沖「そんな事…俺ァ……っ///」



頬を少し染める沖田。



その様子を見て,ふっと笑う土方。



土「好きになっちまったんなら,こんないつ死ぬか分からない仕事に……その子を巻き込まない方がいい。」



沖「土方コノヤロー。」



土「ん?」



沖「あいつ,夜兎だから簡単に死なないと思いやす。」



土「……………………あっそ。」



コイツ,話通じねえな。



そう思いながら,土方は自室へと戻っていった。

12話→←10話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

白いるか(プロフ) - 剣豪チワワさん» それじゃあ、チワさんには愛の倍返しをww(`・w・´) (2013年9月28日 23時) (レス) id: 011c10a4eb (このIDを非表示/違反報告)
剣豪チワワ(プロフ) - 白いるかさん» そんな嬉しすぎるコメをくれる白いるかさんを私も愛しちゃいますーーーー////←← (2013年9月28日 14時) (レス) id: ac5158c4e2 (このIDを非表示/違反報告)
白いるか(プロフ) - 剣豪チワワさん» YES!!!チワさん、愛してますううううッッッ/////w (2013年9月26日 23時) (レス) id: 011c10a4eb (このIDを非表示/違反報告)
剣豪チワワ(プロフ) - 白いるかさん» ププププロポーズ!?wwww (2013年9月26日 14時) (レス) id: ac5158c4e2 (このIDを非表示/違反報告)
白いるか(プロフ) - 剣豪チワワさん» じゃ、私はチワワさんに永遠の愛の誓いを!!!!ww (2013年9月21日 22時) (レス) id: 011c10a4eb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:剣豪チワワ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/  
作成日時:2013年7月19日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。