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No.248 ページ7

「OH…凄いなタイガーボーイ……!」





トゥエインはサングラスを上げて声を漏らす。



未だに銃弾の餌食になっていない標的は横浜の街を駆けている。





「こんな超高度の落下に耐えて砲撃にも耐えて.50弾の雨にかすりもしないなんて……」



「そんだけあのキモ人形を届けたいって事じゃねえの?」





突然宙に現れ帰還を果たしたトムが云う。



ハックはそんな彼に「おかえりトム」と声を掛けた。



トゥエインはトムの言葉を聞いて少しの間黙り、ニッ、と口角を上げた。





「ならこれは狩りじゃあない」





再び掛け直されたサングラスの奥の瞳は、闘志にギラついている。



彼との応酬をゲームとして片付けるなんて失礼だ。何より勿体なさすぎる。



そう、これは。





「男と男の決闘だ。どちらが信念を通せるか、勝負と行こうじゃないか」









〜*〜*〜*〜









人形を手に走っていた敦は、不意にあるものに目を止めた。



歩道の端の随所に設置された、顔の着いた卵のようなものに短い手足が着けられたような謎の物体(オブジェ)





(前からこんな変な物体有ったっけ……?この騒動で貨物車が落としたのかな)





彼の視線がそれに向けられた、その時。





「余所見はオススメしないね、タイガーボーイ」





空の上の狙撃手は、獲物を狙う肉食獣のように目を細めた。





「ピンチはどこから来るか判らないよ」





ハッとした敦が顔を上げる。



彼が見たのは、瓦礫の上に乗り上げ不安定な状態で停止した巨大な車。



その形態に覚えがあった彼は叫んだ。





「燃料輸送車!?」



大当たり(ジャックポット)





________カチッ。





トゥエインの手元で軽い音が鳴った。



次の瞬間、敦の目の前で燃料輸送車は大爆発を起こした。

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(プロフ) - 仍さん» コメント有難うございます!夢主ちゃん全力で撫でまくって褒めまくらなきゃいけないレベルで頑張らせてしまいました……!!原作見て「此処はこうしたらいい感じかな……?」って思ったとこの回収全部任せてしまってごめんね夢主ちゃん……() (2019年6月11日 0時) (レス) id: d2f0ba7099 (このIDを非表示/違反報告)
- 夢主ーーーー!!頑張ったね! (2019年6月11日 0時) (レス) id: 748d83af02 (このIDを非表示/違反報告)
探偵社の幼女社員 - ありがとうございます!楽しみにしてますね! (2019年6月10日 6時) (レス) id: b41e54e8cd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 探偵社の幼女社員さん» なるほど……ではもう少し私が個人的に落ち着けるようになれば、クロスオーバー用の番外を作りましょうか?かなり更新頻度は低くなるとは思いますが…… (2019年6月9日 13時) (レス) id: d2f0ba7099 (このIDを非表示/違反報告)
探偵社の幼女社員 - そうですか…実はTwitterがアカウント凍結されてて…(--;)使えない状態で…もし落ち着いたら占ツクでやってくれますか? (2019年6月9日 13時) (レス) id: b41e54e8cd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年4月14日 23時

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