【パート１】コードギアス反逆のルルーシュ もう一人の皇女

今までのあらすじ ページ27

-第１章-

　主人公・七瀬 望は、トラックに轢かれそうになっていた黒猫を車道に飛び出して、助けた。

しかし、その代わりに七瀬 望としての命が失われる。

死んだはずの望は、E.E.[イーツー]と名乗る神の計らいにより新しい世界で新たに生を受けることになった。

その新しい世界とは、自分が知ってるアニメ・コードギアスの世界だったのだ。

転生した望は、更に驚愕する。

前世で自分は性別が男だったのだが、何故か性別が女に変わっていた。

コードギアスの世界に転生した彼女は、原作通りに人を死なせてはならないと使命のようなものを感じ、あらゆる知識を身に付けようと奮闘する。

だがそれも虚しく、２人のイレギュラーズによって母・マリアンヌは亡くなり、自分もギアスをかけられてしまった。

かけられたギアスにより眠りについていた彼女――シルヴィアだが、７年の歳月が経った頃１人の少年がシルヴィアの元を訪れる。

少年こそ、望をコードギアスの世界に送った神・E.E.[イーツー]であった。

少年の力により、再び目を覚ますこととなったシルヴィアは、自分の失言のせいでシャルルたちに正体をバラすことに。

E.E.と契約(一方的に)したシルヴィアは、王の力――ギアスを手に入れた。

皇歴2010年、シルヴィアは、兄・クロヴィスと共にエリア11に旅立つ。

生き別れた双子の兄・ルルーシュと妹・ナナリーを守るため、シルヴィアはエリア11副総督となる。

７年後、ついに原作が始まりシルヴィアは、双子の兄・ルルーシュと妹・ナナリーの２人と再会した。

ルルーシュから反逆の意志を汲み取り、シルヴィアは自分も修羅の道を歩むと決める。

そして、ここから新たな反逆者たちが生まれた。


　-第２章-

　政庁へと戻ったシルヴィアであったが、そこにいたのは何とナイトオブラウンズの１人・ビスマルクだった。

ビスマルクから、熱烈な抱擁を受けたシルヴィアに待っていたのは、特派行きという切符。

特派で体の検査をしてもらっていたシルヴィアだが、そこで枢木スザクと言う名の少年と対面を果たすも、特派へとやって来たジェレミアたち純血派にスザクを拘束され、連れて行かれてしまう。

ジェレミアの横暴に怒りを覚えたシルヴィアが怒りのままに特派を出て行くと、ビスマルクに説教されてしまった。

ビスマルクの過保護すぎる行動にシルヴィアは手を振り払い、逃げ出す。

政庁の屋上へとやって来たシルヴィアは、クロヴィスとの記憶を思い出していた。

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