第３章 ２０話 ページ6
ゼロ「落ち着け」
部屋の中には、ゼロと横たわっている日本解放戦線のメンバーがいる。
私は静かに、名前を呟いた。
『ゼロ……』
ゼロ「中佐たちは、自決した。
行動の無意味さを悟ったのだろう」
私は心の中で、嘘つけと愚痴る。
ギアスを使ったんだろうが……という呆れの視線をゼロに送っていると。
ゼロ「シルヴィア。
民衆のために、人質を買って出たか？
相変わらずだな」
『はぁ……？』
何でユフィに言う言葉を、ゼロは私に言ってるんだ？
近くに残りの日本解放戦線のメンバーがいるからか？
コーネリア「何？
特派のナイトメアが……？」
ダールトン「はい。
このまま行くと、突破できそうです」
コーネリアは不満そうに鼻を鳴らした。
コーネリア「ふん。
期待していいのか？」
スザクは降り注ぐ強電次式流三弾銃砲を、両腕に搭載されたブレイズルミナスを展開させ弾から身を護る。
スザク「よし。
この破壊力なら、耐えられる!!」
日本解放戦線C「第五射も突破されました。
信じられない！」
ディスプレイを表示されるランスロットに、驚きを隠せないでいた。
日本解放戦線D「臆するな!!
四連腕部自在砲台も展開！
ここは絶対に防衛してやる!!
死守するんだ！」
スザク「くっ。
セシルさん、ここでヴァリスを使います!!」
セシル《え、待って。
それは危険よ！》
セシルの慌てた声が聞こえる。
展開させたブレイズルミナスに弾が弾き返り、煙が発生した。
スザク「活動領域が狭まりました！
爆風は覚悟の上です!!」
スザクはヴァリスを展開させ、撃つ準備へと入る。
-コンデンショーホテル-
日本解放戦線F「くっ……。
貴様……！」
ある部屋の前で、残りの日本解放戦線のメンバーが銃器を向けられていた。
その部屋では、ある少女と仮面の男が対峙している。
-主人公SIDE-
ゼロ「副総督補佐に就任されたと聞きました。
副総督はユーフェミア皇女殿下だとも。
シルヴィア皇女殿下？」
ここはシナリオ道理と言うわけか。
『喜ぶべきことではない』
ゼロ「そう。
クロヴィスが死んだからですね。
私が殺した」
『っっ……』
ゼロのその言葉に、私は奥歯を噛みしめた。
忘れたというわけじゃない。
ただ……。
ゼロ「彼は最期まで私におもねり、命乞いをした。
イレブンを殺したというその口で」
『だから兄を殺したというのか？』
ゼロ「いや」
ゼロは短く、否定する。
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サツキ(プロフ) - とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2018年2月25日 23時) (
レス) id: 4233adfc23 (このIDを非表示/違反報告)
綾女(プロフ) - 今年も良い作品を楽しませて貰いました。ありがとうございます。 (2015年12月22日 21時) (レス) id: bfef2e3bb0 (このIDを非表示/違反報告)
シャドー(プロフ) - 綾女さん» これからの布石として学園に編入するのは外せないと思い、このような形になりました！ ネタバレしちゃうけど、マオ編を絡ませるにはこれしかないと思い（笑） (2015年11月21日 19時) (レス) id: 10bac06916 (このIDを非表示/違反報告)
綾女(プロフ) - 凄いです。夢主が学習に編入したからライやスザク、色々なキャラとカラむのが楽しみだなぁ〜 (2015年11月18日 18時) (レス) id: bfef2e3bb0 (このIDを非表示/違反報告)
シャドー(プロフ) - 綾女さん» お待たせしてすみません<(_ _)> 漸く更新ができるようになりました！ ライは好きなキャラクターなので、プロットを作る段階から入れようと考えていました。 なので、そう言ってもらえると嬉しいです!(^^)! (2015年8月19日 14時) (レス) id: 10bac06916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャドー | 作成日時：2015年6月26日 0時
