探偵と舞う蝶 【おしりたんてい✕鬼滅の刃】

七話　貴女side ページ10

マ「おしりたんていくん！ここにおったか！」



お店に入ってきたのはマルチーズ署長だった



お「マルチーズ署長？どうしたのですか？そんなに慌てた様子で。」



署長はかなり慌てた様子だった



マ「実は…









怪盗Ｕの予告状が来たのじゃ！！」



お「！！」



ブ「か、怪盗Ｕ！？」



『怪盗Ｕ…？』



怪盗Ｕって確か…



あのときの変な形のマスクを被った…？



マ「ん？お主はまさか、Aくんか！？」



私の姿を見て驚いた顔をする



『は、はい。もしかして、あのときのワンコロ警察の？』



マ「ああ！覚えてくれておったのか！」



『いえいえ…ところで、怪盗Ｕってあのマスクを被った人ですよね？』



マ「ああ！それで、今日怪盗Ｕから予告状が来たのだ！よくおしりたんていくんに協力してもらっているんじゃ！」



お「はい。怪盗Ｕは私のライバルでもありますから。」



『なるほど…』



すると、マルチーズ署長が何か思いついたような顔を私達に向ける



マ「そうじゃ！Aくん！」



『え、私ですか？』



マ「うむ！お主も協力してくれないか？」



『はい？』



私が協力…？



『何故ですか…？』



マ「いや、絶対来るというわけではないが、鬼殺隊の柱の方もいれば少しは心強い！」



『単純…(汗)分かりました。とりあえず、お館様に手紙で伝えておきます。』



マ「そうか！急に申し訳ない！感謝する！」



『はは……(汗)』



お「Aさん、本当にいいのですか？」



『大丈夫です。お気になさらず。』



マ「よし！今から現場に行くぞぉ！」



す「Aさん、頑張れよ！」



行く際にすずさんが声をかけてくれた



『ありがとうございます。』



笑顔で答えつつ、鬼殺隊の服に着替えて



おしりたんていさん、ブラウンくん、マルチーズ署長、



そして私の四人で予告状が来たという現場へ向かった




ー現場ー



“よにもうつくしいおたから ちょうのなみだはこんやの12時いただくよ”



それが予告状の内容だった



『ちょうのなみだ…？』



ちょうのなみだとは一体なんなのか



考えていると誰かがやって来た



？「まさか貴女は…あの鬼殺隊の！？」



『！？』



突然の声に私は驚きつい構えてしまった



？「ああ、驚かせてごめんなさい。自己紹介がまだでしたわね。私はアゲハと申します。」



『アゲハさん？』



アゲハ「はい。このお屋敷の主ですわ。」



『主さん？』

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