一話 NOside ページ3
『わぁ、手から雲を出しているんですか?すごいですね』
全「!?」
突然誰かの声が聞こえた
そこには…
女の後ろに寄り添うように少女が笑顔で女を見ていた
『今晩和。今日は月が綺麗ですね。』
少女は16、17歳ほどで
蝶の髪飾りに蝶柄の羽織を着ている
まるで蝶の化身かのような姿で…
?「!?ドバ(手から大量の雲を出す)」
女が少女に攻撃を仕掛けた
だが、少女はそれをひらひらと軽くかわす
まるで蝶のように…
やがて、少女が口を開いた
『……私と仲良くするつもりは…ないみたいですね。』
そう薄くほほえみながら言った
だが、その目の奥は笑っていない
これには誰もが背筋をぞわりと震わせた
女は何を察したのか、突然声をあげた
?「まっ、待って!!お願い!!もう人は絶対に食わないから!!約束する!」
女は泣きながら懇願した
『約束する…ですか…。それなら許してあげますよ。私と仲良くしましょう。』
?「!?ゆ、許してくれるの?!」
少女は笑みを絶やさず、続けて言った
『はい。ですが、仲良くするには聞くことがいくつかあります。……可愛い鬼のお嬢さん。貴方はどれだけ人を殺しましたか?』
どこか冷たいような笑顔で聞く
?「…四人よ。」
『嘘はつかなくても大丈夫ですよ。……六、八十人ぐらいは食ってますよね?』
?「…そ、そんなに食ってないわよ…。」
『まぁ、それより…貴方にはやるべきことがひとつあります。』
?「な、何よ。」
『人を殺した分あなたは正しく罰を受けて生まれ変わるんです。』
?「罰?」
『私が人を殺した分、貴方を拷問します。目玉をほじくり出したり…その痛み、苦しみに耐え抜き貴方は今までの罪を許されるんです!大丈夫!貴方は鬼ですから、死んだりしませんよ!一緒に頑張りましょう!』
お「何故そんなことを笑顔で…?」
鬼「冗談じゃないわよ!後ろにいる奴らまとめて全員殺してやる!死ね!」
鬼と呼ばれた女が再び大量の雲を出す
『―――蝶の呼吸 壱の舞 蝶々の舞―――』
蝶が鬼に向かって行ったかと思うといつの間にか頸を斬られていた
ブ「えぇっ!?」
マ「一体どういうことじゃ…!?あの人を…!」
少女はおしりたんていたちの方をゆっくりと振り向く
『…大丈夫ですか?』
と笑顔で聞いた
お「大丈夫です。それより、あの人は…」
『…あれは鬼。人を喰らいます。だから、今殺したんですよ?』
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鼓弓 - はい!よろしくお願いします!応援します! (11月11日 0時) (レス) id: 869e010ddb (このIDを非表示/違反報告)
ルルナ(プロフ) - 鼓弓さん» ありがとうございます!😊これからの【探偵と舞う蝶】をよろしくお願いしますね!😆✨ (11月11日 0時) (レス) id: 4ef0fd0fdc (このIDを非表示/違反報告)
鼓弓 - 続編!だと、、、!すぐに移動しまーす! (11月11日 0時) (レス) @page50 id: 869e010ddb (このIDを非表示/違反報告)
ルルナ(プロフ) - ぜひ参考にさせていただきます!ヤンデレ以外にもツンデレ系とかデレデレ系とかも描いてみようと思います! (11月10日 16時) (レス) id: 4ef0fd0fdc (このIDを非表示/違反報告)
鼓弓 - わかります!夢でも良いから凄く会いたいです!、、、私はしょっちゅう会ってますけど、、、あ、LINE boomでも書いたんですけど、ヤンデレUさん、、、参考にしても構いませんよ!、、、参考になればですけど (11月10日 1時) (レス) id: 869e010ddb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルルナ | 作成日時:2023年2月20日 17時