十四話 貴女side ページ17
アゲハさんが二個目のパスワードを入力し、金庫が開く
全「！！」
奥にあるもの。あれが今回怪盗Ｕの狙う秘宝“ちょうのなみだ”だ
蝶が舞っているような姿でところどころが明かりに照らされ光り、
誰もがその場で思わず息を飲み、“美しいと”思った
ブ「き、きれい…！」
アゲハ「私も初めて見ましたわ…」
『アゲハさんも初めて見るのですか？』
アゲハ「はい。話は両親から聞いたことはありましたが、実際に見たことはなくて…」
マ「美しい以外何も言えん…！！」
だが、突然
？「……フフッ」
お「！」
『！』
誰かが笑っていた
み「だっ、誰だ！？」
誰かと探すと…
笑っていたのはさっき私がネクタイを直してあげた召使いさんだった
召使い(？)「フフフフフ、さすがはおしりたんていくんと…そこにいるレディー。君たちのおかげで金庫を開ける暇が省けたよ。」
『なっ！まさか貴方が…！』
召使い(？)「そうさ。ボクが…」
そう言って服を脱いだ
怪「怪盗Ｕさ！予告通り、ちょうのなみだはいただくよ！」
そう言って、怪盗Ｕはちょうのなみだを持ち出し、逃げていった
マ「待つんじゃ！怪盗Ｕー！！」
お「逃しませんよ！」
『待ちなさい！』
私達は急いで怪盗Ｕを追った
『まさか変装していただなんて…気づきませんでした。』
お「怪盗Ｕは変装が得意なんです。ですから、必ず現場に変装して隠れているんです。」
『そうなんですね。覚えておきます。』
ブ「それにしても、やっぱり逃げ足が速いな！」
そしてようやく怪盗Ｕに追いつく
ブ「怪盗Ｕ！もうお前の逃げ場はないぞ！」
怪「フッ。それはどうかな。」
そう言うと怪盗Ｕは私達に十数本ものバラを投げてくる
なぜか私の方に行かないように
『怪盗Ｕ！待ちなさい！』
怪「おや、確か君はAくんだったかな？」
『……別に貴方に名乗るような名は持ち合わせていませんので。』
怪「随分と辛辣だね。まぁ、ボクはレディーに危害は加えないけどね。」
『私は貴方なんかに優しくされたくないです。というか、さっさと逃げたらどうなんですか？』
怪「それはそうだけど、君のことが気になっていてね。」
『は？』
突然の言葉に私は理解できず、素っ頓狂な声を出す
『一体どういう意味ですか。』
怪「何故だろうね？それはボクも分からないさ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鼓弓 - はい！よろしくお願いします！応援します！ (11月11日 0時) (
レス) id: 869e010ddb (このIDを非表示/違反報告)
ルルナ(プロフ) - 鼓弓さん» ありがとうございます！😊これからの【探偵と舞う蝶】をよろしくお願いしますね！😆✨ (11月11日 0時) (レス) id: 4ef0fd0fdc (このIDを非表示/違反報告)
鼓弓 - 続編！だと､､､！すぐに移動しまーす！ (11月11日 0時) (レス) @page50 id: 869e010ddb (このIDを非表示/違反報告)
ルルナ(プロフ) - ぜひ参考にさせていただきます！ヤンデレ以外にもツンデレ系とかデレデレ系とかも描いてみようと思います！ (11月10日 16時) (レス) id: 4ef0fd0fdc (このIDを非表示/違反報告)
鼓弓 - わかります！夢でも良いから凄く会いたいです！､､､私はしょっちゅう会ってますけど､､､あ、LINE boomでも書いたんですけど、ヤンデレUさん､､､参考にしても構いませんよ！､､､参考になればですけど (11月10日 1時) (レス) id: 869e010ddb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルルナ | 作成日時：2023年2月20日 17時
