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「リベロっつったら俺と同じポジションだな！ どうだA、俺の華々しい活躍の数々もちゃんと見てたか？」
西谷が話に割り込んで、両手親指を自分の顔に向けて胸を張る。
Aは勢いよくグリンっと西谷に顔を向けると、『かっこよかった！』と一も二もなく即答した。
『あのね、すっごいグワぁぁぁって来た！』
「分かる！ 俺もブワぁぁぁって感じだった！」
Aに同意する日向に加え、影山までもコクコクとしきりに首を縦に振るその様子に、気を良くした西谷が「そうだろう、そうだろう！」と大口を開けて笑っている。
「……小学四年生と同じ語彙力レベルの日向」
「あの二人は何だか波長が合いそうだよなぁ」
いつの間にか隣に移動してきていたらしい縁下が月島の感想にクスクスと微笑んだ。
「よぅし、A。お前には特別に俺を "夕お兄ちゃん" と呼ぶ権利をやろう！」
「あ、じゃあ俺は日向お兄ちゃんで！」
「それなら俺は龍兄だな！」
「だったら俺のことは大天使スガエルとお呼び！」
「やめろスガ。お前が一番収拾つかない」
流れるようにフェードインしてきた菅原の襟首を掴み、澤村が再び回収していった。
菅原の暴走を見慣れている一、二年はその光景を意に介することなくAに兄呼びをさせてみようとワイワイ楽しそうに話を続け、愛想のいいAが唇を開きかけたとき、大きな掌が後ろからその口を覆い隠した。
『もがっ』
「駄目です。こいつは俺の妹なんで」
影山が上唇を突き出すのは、大抵が不機嫌な心情の時だ。
「こいつのお兄ちゃんは、俺だけです」
眉間にしわを寄せ、いじけたように言い放った影山を、口を塞がれたままのAが大きな瞳で見上げている。
それから兄の手を両手で掴んでもぞもぞと身体をひねりながら拘束から逃れると、そのまま影山にギュッと抱きついた。
『心配しなくても、私が一番好きなのはお兄ちゃんだよ』
「知ってる」
その返答にわははと声を上げて笑うAを見て、首根っこを澤村に掴まれたままの菅原が、「チクショウ、俺も妹ほしい！」と声を上げた。
「いや〜、今のは可愛かったなぁ」
「影山の妹はあの歳にして "あざとい" を心得ている」
のんびりと微笑む東峰に、澤村が腕組みしながら頷いた。
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メケメケ(プロフ) - とお。さん» とお。さ〜ん！🙌私にこんな画力はありません！お借りしたイラストです！笑 ですが褒めていただけて嬉しいです、ありがとうございます☺️一人の女の子にだけ弱々なツッキーを綴っていきます！笑 (2月29日 14時) (
レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - みりかさん» みりかさん！またしても「天才」ありがとうございます！恐れ多いですが嬉しいです！笑 (2月29日 14時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - 玲衣さん» えーーとっても嬉しいです！！😭🙏 こちらこそ素敵な褒め言葉ばっかりいただいちゃって感謝感激です！これからもこの調子で進んでいきますのでぜひお楽しみください！☺️ (2月29日 14時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
とお。(プロフ) - トップのイラスト、もしかしてメケメケさんがお描きに…！？美しすぎます😍ツッキー永遠に振り回されてくれ…… (2月29日 10時) (レス) id: c8ec7d17da (このIDを非表示/違反報告)
みりか - ほんと……天才です………(2回目) (2月29日 7時) (レス) id: 2c07cb6f0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メケメケ | 作成日時：2024年2月17日 17時
