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私が体育館に戻ったタイミングで、本日の烏野男子バレー部の練習は全メニューを終了していた
なんなら片付け前のクールダウンに入ってしまっていたので私は遅れてしまっている
「ただいま戻りました」っと声をかけると武田先生と話をしていた烏飼コーチが目を平たくしてこちらに向かって歩いてきた
烏)水無月、なかなか帰ってこなかったけどどうした？
A)私のわがままで抜けました。ごめんなさい
でも、どうしてもやりたいことがあったので
私は目を少しずつ吊り上げていくコーチに内心びくつきながら平静を装ってファイルを差し出す。その時点で代替を察したコーチはだんだん表情を落ち着かせていき
ファイルの中身をすべて確認したころには先ほどとは程遠いまったくっとむしろあきれだけが残った笑みを浮かべた
烏)お前も譲んないよなぁ
A)譲ったら私の存在価値がなくなるので…独り善がりなのは分かってるんですけど
烏)けど、お前これ何処でやってんだ？教室か
A)こーちの実家です
烏)あぁ！？
いやー素晴らしい反応をありがとうございます。鼓膜がちぎれんばかりの大声でございます
コーチとはいえ練習のために部員と同じくらい動いて疲れてるはずなのに元気だなーなんて
当然口にはできないが代わりに舌をだしてそっぽ向いてみる
コーチのおかげでクールダウン中の皆からの視線がとても痛いですね
そんなことどうでもいいらしく、むしろ私のいた場所の衝撃が大きかったのか瞬きを何度も繰りかえしながらゆっくりと指先を私に向ける
烏)お前、え？
A)何度でも言います、一繋おじちゃんのとこでやってきました
烏)あ？！…あー…そうだった。お前水無月さんの孫娘だもんな
じじぃには何度もあってんのか。…本当甘いな…
仕方ねぇなあのじじぃっと頭を掻きながら「でもやってくれたことは有難いし…軽くミーティングすっか」
コーチはいつの間にか片づけを始めた部員たちに「駆け足」っと声をかけた
その手にファイルが収まっているのを確認した大地さんが察したらしく「はい！」と代表して返事をする
そこからはあっという間で
私は半円を描き、烏飼コーチの前に座った彼らから離れてミーティングを見守った
隣に寄り添うように仁花ちゃんが来てくれて
仁)いいの？いかなくて
A)うん
そう返す私に不思議そうな顔をするも「そっか」っと笑ってくれた
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shiorimaiww(プロフ) - ハイキューアニメ続編が始まってまた読みたくなり戻ってきました！やっぱり面白いです！！ (2020年2月10日 23時) (
レス) id: f536ad846b (このIDを非表示/違反報告)
Crowolf(プロフ) - 今でも何回も読み返させていただいてます！心動かされる部分とかもあって見てて楽しいです。更新、ゆっくり待ってます。 (2018年8月15日 18時) (レス) id: 3232532db0 (このIDを非表示/違反報告)
noname(プロフ) - もう何回も読んでるんですけど、やっぱり面白いです！更新お待ちしています！ (2018年4月8日 16時) (レス) id: 275eedb3c8 (このIDを非表示/違反報告)
紫紅心(プロフ) - すごく面白いくて大好きです。更新をお待ちしています。頑張ってください。 (2016年11月29日 20時) (レス) id: 3555c8ae66 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 何回読んでも面白いです！更新されるのを楽しみにしています。 (2016年11月22日 2時) (レス) id: a717b2864a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪護♪
| 作成日時：2016年10月13日 1時
