【銀魂】真選組には、少しお馬鹿な女隊士と一番隊隊長の双子の妹と言う二人の女子がいるようです。 (ページ18)

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第61話【謎の人影】ページ18

その後滅茶苦茶攘夷浪士斬り殺した。
あんなところで理性保てる人って少ないと思う、本能のままぶったぎると思う。

まあ私は理性保てるけど

死体処理班が死体を片付け、ボスらしき人を尋問していると、窓から何かが通るのを見掛ける。

夜道で物騒な(私らも言えないけど)刀を剥き出しにして持っている。
先程も何かを斬ったのか血がポタリポタリと落ちている。

「………まさか！」

窓から私は外に出る。
副長や総子さんの声も聞こえたが、今はそれどころではない。

屋根を降り、鈍い足を酷使して彼奴を追い掛ける。

「待てぇぇぇぇぇ！」

総子さんも気付いたのか、屋根の上から追いかけている。

30分後。
犯人捕まえた。

何なんだよあいつ速すぎ。
総子さんも速すぎ。
何なんだよオメーら。

「こんな夜道でなにやってんですか、あんた」

一人の攘夷浪士(モブ)を捕まえ、質問をしている。

過激派のようだ。

「何をやってるって…人を斬ったに決まってるじゃないか」

「最近江戸を騒がせている人斬りはあんた？」

攘夷浪士は黙ったまま。
けれど、数分した後にようやく口を開く。

「俺ではない。多分ボスがその人斬りだろうな」

「ボス…？案内願えませんか？」

「嫌だね。どうせ案内したところで殺すんだろう？」

「ま、そうだけどもね」

「1つだけ言えることは『ボスはかぶき町で店を経営している表の顔がある』ってことだ。じゃあな」

と、逃げた攘夷浪士。
手掛かりは幾つか掴めたから追わなくていいか。

「土方さんに電話しとく？真琴ちゃん」

「…そうしましょうか。」

ガラパゴスで副長に電話する。
すぐに副長は電話に出てくれた。

「あ、副長ですか？

先程人斬りと関係のある攘夷浪士を捕まえ、手掛かりを幾つか掴めました。
攘夷浪士には逃げられましたが、人斬りはかぶき町で店を経営している表の顔があるようです」

副長らは屯所に戻っているようなので電話しながら屯所に戻る。

屯所に到着し、明日からはかぶき町の店を中心に捜査をすることになった。