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────千閉瀬

悪魔「…」

彩「…」

千閉瀬「…」

天使「……あ、あの…お茶持ってきました…」

3人「…」

今の状況教えるね

すっっっごく気まずい…

あの後、悪魔に振り落とされそうになったけど天使さんが助けてくれて秘密基地らしきところに連れてきてもらってるけど

悪魔くっっっそイジワル(怒)

ついた瞬間帰れだよ??

しかも記憶消すとか言い始める

ホント最低!

記憶の消し方聞いたらなんて答えたと思う!?

悪魔【物理的に消せるだろ】

だよ!?殺す気か!

悪魔「…お前ら、さっき話したようにほんとは天使の姿が見えたとしても俺の姿は見えるはずないんだよ」

うちと彩さんは頷く

悪魔「見えてるってことは死期がちけぇってことだ。意味わかるな?」

2人でつばを飲み込む

悪魔「だから今殴ったところで結果は変わらねぇ…いくぞ」

千閉瀬「うわぁああ!だから!そうじゃなくてって!」

悪魔「あ?なんだよ」

彩「勝手にきたのはすみません。けど、関わった以上教えてもらいたいんです」

悪魔「だから、さっき言ったこと以外には何も…彩「なんでわたしたちの容姿をしているんですか?」あ?」

悪魔の目の色が変わったのがわかる

彩「言えないようなことなんですか?」

悪魔「…」

彩「わたしたちの死期が近づいてるのに関係があるんですか?」

悪魔「…」

彩「教えてくれないなら今までのことをすべてネットに晒します。」

悪魔「…俺たちを脅してんのか?」

彩「交換条件です」

二人の間でバチバチと火花が飛散るのが目に見えるようだった

天使「あ、あの…喧嘩しないでください。悪魔さんすこし風に当たってきたらどうですか?その、私が説明しますので…」

千閉瀬「ほんと!!」

悪魔「……正気か?」

天使「…死期が近いのは少なくとも私たちに関わったからでもあると思います。この結果を招いたのが私たちだとすると責任はありますので…」

悪魔は立ち上がってあーとかクソッ!とか悪態をついたあと元の場所に座り込んだ

悪魔「はじめに言っとくが。聞いたら家族とも友達とも会えなくなるぞ。それでもいいのか?」

千閉瀬「えっ…」

うちは驚いた

その事実にもそうだけど。心の中で良かったと思う所があったからだ

仲がいい人たちに会えなくなるのは悲しいはずなのにそれ以上に安心してしまった

天使さんの表情が一瞬曇ったのを見逃さなかった

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作者名:盧飢蘆@叶猫 | 作成日時:2017年5月25日 9時

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