異能の国のアリス

5. 幹部補佐は囲まれる ページ6

やあみんなお待ちかねかな？

花巻貴大に来いって言われたからついていったものの……え？マフィアなのに警戒心ないって？
任務だからしょうがない……

「わ、バレー部皆揃ってるんだね怖い」

花「何がだよw」

敦「え？この人達がバレー部？」

及「あ！その子転校生だよね！？もう仲良くなったの！？」

「いや知り合いだったんで」

実際にはさっき初対面←

花「ほんとは及川がアリスちゃん向かえに行きたい！って言うから迷ったんだけどな」

「え、来られると私いじめられちゃーう」

花「だよなw」

及「え！？俺そんな迷惑！？」

「まあいじめの病原菌みたいな感じ」

松「ﾌﾞﾌｯwww」

国「言えてますwwwww」

金「おい国見！笑ったら失礼だろ！w」

岩「獄兎最高だわwww」

「え、やったあなんか知らないけど好感度upした〜」

及「ひどい！」

「あ、敦くん電話貸して」

敦「あ、太宰さんに？」

「うん」

ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛｰ←

太『もしもーし敦君？どしたの？』

「おい」

太『え？敦君声可愛くなった？性転換したの？』

「ふざけんな誰が可愛くなった敦君だちゃんと女だわ」

太『え！？その声アリスちゃんかい！？』

「敦くんだめだこいつ壊れてるやっぱり下校は2人でしよう」

太『え、待って待って！向かえ！？向かえなら行くよ！？』

「あと4時間6分後に来い」

太『了解！』

ﾋﾟｯ

「ん、ありがと次中也さんとこ電話しないと」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

中『お？アリスどうした何かあったか？』

「中也さんごめん」

中『何がだ？死んだのか？』

「そんな簡単に死なねーし！？じゃなくて、今日向かえ要らない」

中『エリス嬢楽しみにしてたぞ』

「…ケーキ買ってくって伝えといて」

中『なんで要らねぇんだ？1人で帰るなんて言わねぇよな？』

「そんなに言うなら3人で騒がしく帰ってやる」

中『やめろ…3人なのか分かった』

「森さんに伝えたら私そこ抜けるから」

中『いやおいてめぇ軽すぎだろ』

「じゃあねー」

中『おう』

ﾋﾟｯ

敦「あ、あのアリスちゃん？」

「ん？」

敦「い、今のって………幹部の……」

「中原中也だよ？」

敦「そんな…タメ語でいいの？」

「え、私敬語使いたくない」

及「あれ！？アリスちゃん姫乃ちゃんに『先輩には敬語を使おう』とかどうたらこうたら言ってたよね？」

「あれは…………………察しろ」

花「いやムズいわwww」

「あ、もうそろそろ行ってもいい？お腹空いた」

岩「行かせねぇぞ」

……ん？

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