異能の国のアリス

4. 幹部補佐は恋愛感情皆無 ページ5

あそこに居た中で石川姫乃を好んでないのは
"国見英""金田一勇太郎"
"花巻貴大""松川一静"
くらいかな
それに花巻貴大と松川一静は隣のクラス
だかは都合がいい
情報収集もしやすくなる
え？怖いって？だった私一応マフィアだし←

「」

なにがあったって？下駄箱にラブレターだよ
臭くないといいけど←

えーっとなになに

"一目見たとき貴方をおとぎ話のお姫様
と見間違えるほど輝いて見えました
これが一目惚れなんだと実感しました。
こんな気持ちは初めてです
貴方の為なら何でもできます
なので僕とお付き合いしてください。
今日の放課後体育館裏で待ってますので
返事聞かせてください"

こんなん断るだろなんだよおとぎ話のお姫様って引くわ←
まぁそりゃ名前はアリスだけどさぁ？
私そんな可愛いもんじゃないよ？←←←
え？付き合ってください？
は？私のこと何も知らないのに付き合ってくださいとかよく言えるな神経どうかしてるよ
嗚呼怖い怖い



ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
先「おらぁHR始めるぞ〜その前に転校生の紹介だ〜」

ちょ、先生適当すぎ((
…ってん？？あ、れ見たことあるぞ？
あのバラついてる白髪……

「あぁ！！！」

先「はい獄兎うるせぇ」

「中島敦！！」

先「獄兎うるせぇって」

「あ、すいません」

敦「あ、アリスちゃん？」

先「あ、なんだ知り合いなのかじゃあ席隣な」

あるある過ぎて泣くわ

敦「中島敦です！えっと横浜の高校から来ました！仲良くしてくれると嬉しいです！」

………絶対太宰の野郎が仕込んだな

「よろしく」

敦「よろしくねアリスちゃん！太宰さんからは聞いてたけどすごく可愛いね！」

「わ、わぁ…ありがとう…」

とんでもない爆弾だなこの子

敦「太宰さんから僕の事を知ってる子が居るって聞いたから……まさかとは思うけどアリスちゃん……」

「もちろん情報通りマフィアです」

敦「だよねぇ…こんな子がマフィアとか驚いたよ」

「君コミュ力高いね」←

敦「敦でいいよ？」

「敦くんね」

敦「あ、うん」

「突然だけど放課後太宰の野郎に電話させてくれる？」

敦「いいよ！」


〜はい昼休み〜←

花「おーい獄兎アリス〜！」

「うーわ怖っ何あれ」←

敦「知り合い？」

「いや全然初対面」←

花「あ、居たムシってんじゃねーよ寂しくなるだろ」

「松川の所に行ったらどう」

花「いやお前に用があったから来たんだろが」

「はあ、お疲れ様」

花「お前なぁ…そっちも一緒でいいから来い」

「ちっ」

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