異能の国のアリス

17. 呂律が回らぬ幹部補佐 ページ19

「私はよってないれす！！」

中「だからわかったっつってるだろ！てめぇ酒癖悪すぎだろ！あ、いや飲んでねぇか」

「うるさい！ちび幹部のくせにぃ！」

中「はぁ！？てめぇ今なんつった！？」

「私よりちいさいくせに！」

中「どっちかっつったら俺の方がでけぇからな！？」

「うるさい！」

ｺﾝｺﾝ

芥「中也さん失礼します」

中「あっバカ芥川はいんじゃねぇ！」

ｶﾞﾁｬｯ

芥「えっ…………すみません…」

「人の話聞いてるの！？ちゅやさんほんとそーゆーのやめたほうがいいよ！？」

中「お前もう黙ってろって！」

「はぁ！？呼んらのそっちなのにそれはないんらない！？」

中「呂律回ってねぇって！」

芥「えっあの……これは……え…アリス…さん？」

「あっあくたがわ君も聞いてぇ！」

芥「お酒……！？」

中「……ほんと…無視していいぞ…後こいつ飲んでねぇから」

「あのれぇ？ちゅやさんたられぇ？」
(あのね？中也さんったらね？)

芥「は、はい」

「わたしの……事がしんぱいすぎて……………………」

芥「？ アリスさん？」

「ｽﾔｧ………」

芥中「…………………………」

中「………なんか…悪かったな…」

芥「…いえ…………」

中「そういや何か用だったか？」

芥「あぁ、中也さんの部屋に居るアリスさんを連れてきてくれと頼まれたので」

中「え"っ………こいつ寝ちまったぞ」

・
・
・

中「おいアリス！」

「ん…………………………………………ｽﾔｧ」

中「ダメだ全然起きねぇ……」

芥「どうします？」

中「…まあとりあえず連れてくか」

芥「えっおんぶ…ですか？」

中「なら引きずってくか？」←

芥「あ、いえ……起きたときアリスさんが怒鳴るかと思いまして…」

「ん〜…………」

中「お」

芥「あ」

「ん〜？？視線が高いかと思ったらいつもと変わんなかった〜☆」←

中「てめぇ起きた早々それかよ後で覚えてろよ」

「それよりなんで私中也さんの背中に居るの？あっもしかして背比べ？？」←

中「てめぇまじで覚えてろ」

「……うぅ〜」

芥「どうしました？」

「頭痛い……」

中「ははっもう二日酔いの症状でてんじゃねぇか」

「そもそも中也さんがお酒飲むから……」

中「俺の所為かよ」

芥「中也さん着きました」

中「おー………」

ｺﾝｺﾝ

中「首領失礼します」

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