【ツイステ】鏡の中へと引き摺り込まれた先は魔法の世界だった件2

ハロウィーン最終日 ページ16

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『やばっ、これうま！』



「Aってば取りすぎじゃないッスか〜？」



『いやいや、ラギーお前には負けるよ』







ラギーの皿見てみろよ、5皿くらいにぎっしり料理乗ってんぞ。







「Aのそれ美味しそうッスね。ひと口ちょーだい」



『これ？ いいぜ』







あーん、と口を開けて待つラギーの口ににスプーンに乗せたリゾットを入れると熱かったのかハフハフとしてた。








「デメキンちゃん美味しそうなの食べてんじゃん。オレにもちょうだい」



『なんでお前らは人の食ってるもんを狙ってくんだよ。あっちにもいっぱいあったぞ』



「なーんかデメキンちゃんが食べてるのが美味しそうに見えるんだよね。あーん」



『へいへい』






口を開けるフロイドにもリゾットを放り込んでやる。



美味かったのかニコニコと笑って、なんでか今度はオレにスープの入ったスプーンを差し出してきた。






「食べさせてくれたお礼にこれあげる。このスープ美味いよ、はいあーん」



『スープをあーんとか難易度高くね？』



「いいから口開けろよ」



「A、開けちゃダメッス！」



『あー……？』







ラギーがなんか言ってるけどもうオレスープ飲んだんだけど。



あちゃ〜、と顔を手で隠してるラギーに対してフロイドはなんでか怖いくらいニコニコしてる。



いや、ニヤニヤのほうが正しいか。

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