スケベ柱とえち柱【不死川実弥】

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「A、好きだァ」

「…！何、いきなり！！」

「だから自分の言動を思い出せって言ったろォ」

「………ここ最近だと」




・




お酒が入った時に、かっこよかったと言ってしまって



罰として、派手男によって不死川さんと無理矢理接吻させられたり



…任務の時に悪戯っぽく"好き"とか言ったな





・






「接吻した時…どうして抵抗しなかったか聞いてきたろォ」

「そうですね、質問返ししてきたずるい奴です！不死川さんは！」




・




次の瞬間、



また雰囲気も何もない



…不死川さんの唇が触れた。



「抵抗しないし、されねェと意識しちまうだろォ…」




・




ただのスケベかと思ったけど、



ただのスケベなんだけど、



言ってる事は正しいと思った。




・




「…私も、抵抗されなかったから…少し意識しちゃってました…」

「やけに素直だなァ」

「うるさい！人の唇勝手に奪いやがって！」




・




いつものくだらない喧嘩をして、更に雰囲気をぶち壊した頃



不死川さんが口を開いた。



「Aはどうなんだよォ…意識しただけかァ？」

「…好きって言ったらどうしますか？」

「とりあえず、触られた所俺が触ってやるよォ」

「スケベ！死ね！」

「お前こそ、えち過ぎんだよォ…だから隠とかに陰で言われんだァ」





・





「一つ、スケベな不死川さんに聞いてもいいですか？」

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