スケベ柱とえち柱【不死川実弥】

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「何か宇髄に恨みを買うような事でもしたんだろう」

「ち、違いますよ！伊黒さん！！」

「あら？じゃあ何でこんなお手紙…」



気にしなくてもいいよ！と言っても絶対に気にする二人だ…



どうやって逃げよう…



どうせ、連れて行かれたところでちゃんと罰を執行しろ！と言われるだけだ。



全く、どこまでしつこい男なんだ！




・




「あぁ…宇髄さん間違えたんじゃないかな…」

「そんなのはどうでもいい、とりあえず連れて行けば間違いでもすぐに気づくだろう」



え、ちょっと…無理矢理引っ張って宇髄さんの屋敷の方に向かわないで！



蜜璃ちゃんも困ってるじゃん…！！




・




「伊黒さん！蜜璃ちゃんが困ってます！」

「甘露寺！？」

「伊黒さん、私はどうすればいいでしょうか？」



あ、困っているこの隙に…



「ならば、甘露寺がAを連れて行け。俺は不死川を捕まえてくる」

「はい！先に行って待っていますね」



え、何？この二人？？



私に拒否権はないの？？



お出かけ日和がー！！




・




「Aちゃん、大人しくついてきてください」

「蜜璃ちゃんには逆らわないけど…私もあそこのお団子食べたかった…」

「なら私の分をあげるわ！お持ち帰り用に買っていたの！」

「わーい！ありがとう！」



あぁ、お団子でついて行っちゃう私チョロい………。




・




伊黒さんが、不死川さんを連れて来なかったらいい話なんだよね！



うん、それに賭けよう！




・




「甘露寺よくやった、昨日ぶりだなA」

「いえ、伊黒さんが…(ｷｬｯ褒められてしまったわ)」

「私はあなたに会いたくなかったです」

「まぁまぁ、そんなに怒るなえち柱」





・




あの、この男どうにかしていいですか？本当に？



なんて、殺意を抱いてからしばらくもしないうちに、伊黒さんと不死川さんの声が聞こえてきた…



え、来ちゃったよ………




・




「おぉ、あいつらも来たな〜良かったなえち柱さん」



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