キス魔な師範【不死川実弥】

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「ただいまァ」


「師範ー！おかえりなさい！」


「おォ、ちゃんと留守番してたかァ？」


「子供じゃないんですからー！それよりも、師範が無事に帰ってこられた様で良かったです！」




・




師範は帰ってくるなり、優しく頭を撫でてくれる。


たまーに…というかよく！よく子供扱いしてくるんですよ！師範は！！




・




「どんな鬼だったんですか？厄介な血鬼術を使うとか言っていたような…」


「大したことなかったぜェ」


「師範は強いから(笑)」




・




「それより…」


ぐっと師範の方へと体を引き寄せられる。


気づけば師範の腕の中にすっぽりおさまっていた。





・





「師範…これは恥ずかしいです…///」


「疲れてんだァ」


「おはぎで糖分補給してください」


「Aで糖分補給だァ」





・





抱きしめられている腕の中は、師範のにおい。


少し甘いにおいと、任務後だから汗のにおいも少し混じってる。


でも、何だかんだ落ち着くな〜





・





そろそろ、いいだろうか…？


と思い、ふと顔を上げると師範の首元に見慣れない印のようなものがついているのを見つけた。





・





「師範、首元についてる印のようなものは何ですか？」


「印だァ？」


身に覚えのない反応の師範。


指をさして場所を伝える。




・




「確認してくる」


師範の腕の中から解放され、一度部屋を出ていく師範。


何だか変な形の印だったな〜

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