【wrwrd】戦争屋の反応集

続き ページ47

ni


「ずっと俺から離れないでな、」


→このセリフだけ聞けばきゅんとくるでしょう。
しかし惨状を見ればそれは恐怖へと変わります。すっかり冷たくなってしまった貴女を抱きかかえて自分の心臓に刃物を当てました。

「…地獄では、一緒や」

躊躇などありません、愛しい貴女とこれからずっと居られるならば。死ぬ間際、貴女が泣いているように見えたのは気のせいなのでしょうか。




pe


「今日は付き合って2年やねぇ」


→貴女と彼は付き合って1ヶ月です。
何かの冗談かと貴女が彼の背中を叩いて笑うと、彼は貴女こそどうしたんだとクスクスと笑っています。

「そういえばAちゃんはパスタが好きだったよね。俺美味しい所知っとるよ〜」

話がまるで噛み合いません。貴女はラーメンが好きで、昨日彼とは別のパスタ屋へ行った筈です。怖くて彼を見ても自分の良い方向へしか捉えてくれません。




shp


「Aさんが好きそうなご飯屋が出来たんですけどどうですか？」


→友達と話していたら横から彼に手を取られます。
しかもその友達がいないかのように振る舞うのでごめん、と友達に目線を向けると気を遣って2人だけにしてくれました。

「…？Aさん以外の人なんて興味ないからですけど」

なんで話を割ってでも入ってきたの！と叱るとさも当然かのようにキョトン顔で貴女を見ています。彼の世界には彼と貴女以外誰もいません。




ci


「Aさんの為に頑張ったんです、褒めてください！」


→ニコニコと貴女の返事を待つ彼の頬には血がベッタリと付着しています。
貴女がひっと怯えた声を出すと一変して眼鏡の奥では暗い橙が瞳孔を恐ろしいくらい開いていました。

「……なんで、なんでそんな顔するんですか！？Aの為やったのにッ！！」

そんなAは、俺のAじゃない、と光を反射させて鈍く光る赤い何かが貴女の胸に刺さります。

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