らぶらぶ…76 ページ10
.
『……え?』
それからどんどん打ち上げ花火が上っていく。
中「……綺麗だな。
部下に頼んどいて正解だったぜ。」
吃驚して中也の方を見るとニカッと笑った。
『え……中也が頼んでくれたの…?』
中「おう。
手前物凄い行きたそうな顔してたからな。」
繋いでいた手が頭に行き、ポンポンされる。
『〜〜〜〜〜っ!』
中「うおっ!」
突進をするように抱き着く。
まぁ、彼はするなり受け止めるんだけど。
『ありがと』
そう云って再び花火を見始める。
抱き着いたせいで中也が後から私を包み込むような形になるように手すりに両手をつける。
中「頼んだのは俺だが経費は首領からだからな。
ちゃんと御礼云っとけよ。」
『まぁ、こんな夜中に花火手配できるのは首領しかいないよ』
中「まァ…そうだよな」
そう云ってお互い笑い合った。
二人の影が合わさると同時に最後の花火が上がった。
73人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい (2018年6月16日 21時) (レス) id: 26782e99d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:茎わかめ | 作成日時:2018年6月16日 21時