らぶらぶ…75 ページ9
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コツ……コツ……コツ……
執務室にある時計の針が乾いた音で刻んでいる。
チラッと時計を見ると短い針は11時を指していた。
勿論11時はお昼ではない。
あー、夏祭り行きたかった。
花火見たかった。
かなりあった書類もあと一枚判子を押すだけで終わる。
気付いたら中也は終わっていて優雅に珈琲を飲んでいた。
手伝ってくれてもいいじゃない!!
インクをつけ、書類にグッと押す。
『おわったぁぁぁぁぁ!!!』
中也の方を見ると、触っていた端末機器をポケットにしまった。
中「お疲れ。
書類は纏めて首領に出しとく。
手前は可愛い服にでも着替えとけ」
そう云って片手に書類を持って、もう一方の手で私の頭をポンポンと撫でて出ていった。
ん?
『何故可愛い服?』
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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『ねぇ、中也。
何処行くの?』
あれから着替え、直ぐ車に連行された。
早く帰りたいのかなと思ったが、家と真逆の方へ向かっている。
そして着いたのは海がよく見える公園。
昼間は沢山の観光客等がいるが流石に夜遅いので誰もいない。
中「着いたぞ」
『え、ちょ、』
車から降りると、再び連行。
海がよく見える場所へ行くと、
ドンッ と大きな花火が目の前に打ち上がった。
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はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい (2018年6月16日 21時) (レス) id: 26782e99d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茎わかめ | 作成日時:2018年6月16日 21時