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意気込んだはいいものの、美咲からの情報で今日だるまさんはシフトに入っておらずカフェには居ないみたい...
早速出鼻をくじかれた私はとぼとぼと家に帰っていった
大学生になってから親元を離れたため一人暮らしをしているが、だいぶこの生活にも慣れてきたと思う
『お腹すいたし、何か作ろうかな』
そうして冷蔵庫の中身を覗いたが中は調味料ぐらいしか入っておらず、とてもお腹を満たすには十分なものはなかった
『そうだ、この前賞味期限切れそうな食材を鍋にして食べ切ったんだった...』
時間を確認するとまだ近くのスーパーは開いている時間だったので、急いで支度してスーパーへ急いだ
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『良かった〜、ぎりぎり間に合った』
スーパーで食材も手に入れられたし、今日はカレー作っちゃおうかなと袋の中を見ながら帰ろうしていた時、目の前でドンっと誰かにぶつかってしまった
?「うぉっ...」
『...!!!すみません!!!前見てなくて、大丈夫ですか??』
?「あ、いや全然大丈夫っす。俺もぼ〜としてたんで...。ってかお姉さんの方こそ怪我無いっすか?」
どこかで聞いたことのある声が頭の上から聞こえてきた
え、この声って...
だ「あ...昨日の...」
『え...だるまさん??』
...告白した相手に予期せぬ場所で再会してしまいました
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作者名:かふぇおれ | 作成日時:2024年1月27日 20時