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?「はい、ご注文承ります。って美咲ちゃんやん。あれ今日ってシフト入ってないよな?シフトない日に来るの珍しいやんな」
私は目を奪われた
そこに現れたのは銀髪で前髪で片目は隠れているが、きれいな顔立ちをしているのが分かるほどのイケメンで、あまり聞きなじみのない関西の言葉を使う男性だった
来ているエプロンには「だるま」と書かれたネームプレートを付けている
「だるまさん、お疲れ様です。今日は友達を連れて新作のスイーツ食べに来たんですよ。ね、A」
二人の視線が私に向いて、その男性と目が合った
すとんと心の中で何かが落ちる音がした
心臓がバクバクと鳴りだし、呼吸も忘れてしまいそうなほどその目に惹き込まれた
何秒、いや何分にも感じた
「Aどうした?固まっちゃってるけど大丈夫?」
何もしゃべらない私を不思議に思ったのか美咲が私の顔の前で手を振る
だるまさんも不思議そうにこちらを見ていた
やばい、これやばすぎる
『私、小鳥遊A、21歳!あなたに一目惚れしました!!結婚を前提に付き合ってください!!!!!』
「は?」
だ「は?」
小鳥遊A、人生で初めて一目惚れをしその場で告白してしまいました。
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作者名:かふぇおれ | 作成日時:2024年1月27日 20時