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雅紀side 次の日
雅「ん〜…いった…」
何これ…頭いたい…ガンガンする。
もー、何で今なの…？
でも我慢しなきゃ、僕は迷惑なんだから…。
それに、1日くらいなら平気だもん。
雅「薬、どっかないのかな？」
降りて薬探したいけどしんどいからベッドに逆戻り。
雅「はぁ…」
前、熱出した時よりも痛い…。
ベッドから出たくないなぁ、でももうご飯の時間だし。
ｶﾞﾁｬ
智「まだ寝とんか。
はい起きて、遅刻するよ？」
雅「分かってる…」
そんなおっきな声出さないでよ、頭に響く…。
智「分かってるなら早よしてや。
雅紀くん起きなご飯食べれへんから」
雅「ん〜、ご飯いらない」
智「アカン！朝はちゃんと食べろ！
ほんまにみんな遅刻するから」
ここで素直に頭痛いって言えたいいのに。
"迷惑"って言葉が頭にあるから言えない…。
ともくんも怒ってるから余計にそう。
雅「起きるから待って…」
頭に響かないようにそっと起き上がってっと、よし！
下に行ったら、みんなもう食べて始めてる。
先に食べさすんだったら急かさないで欲しかった。
雅「いただきます」
僕が最後だから急いで食べなきゃダメなのに、
食べたら気持ち悪くなりそうで全く箸が進まない。
昨日大毅にも言われたのに…。
照「雅紀、食べへんの？お昼までにお腹空くで」
雅「うん…もういい」
智「何？具合悪いん？」
雅「いや、そういうわけじゃ…」
望「やったら食べたほうがええよ。
学校、集中できへんから」
重「昨日も食べてへんやん。
腹減ってないわけないやろ」
そう言われてもさ…。
雅「でも…ごちそうさまする」
一口二口ぐらいが限界でここで吐くよりマシだって思って
ご馳走様したんだけど、
智「ならええよ。
はぁ〜…もったいないなぁ」
雅「………」
ともくんの方が悲しいはずなのに、ともくんのため息に
何故だか僕も悲しい気持ちになる。
約束守らない迷惑で悪い子な僕でごめんなさい…。
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KK(プロフ) - おーさん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけて凄く嬉しいし、これからも頑張れます！今後ともよろしくお願いします！ (2022年8月17日 21時) (
レス) id: 0ba4385f4b (このIDを非表示/違反報告)
おー - お話大好きです！1話ずつの更新でも読んでたら泣けてきて笑ほんとに続きが楽しみです。これからも主様のペースで頑張ってください！ (2022年8月17日 21時) (レス) id: 5ed6eeac8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KK | 作成日時：2022年6月20日 22時
