133話〜栗松の脱退〜 ページ3
〜陽花戸中・翌朝〜
円堂side
春奈「大変です!栗松君が!!」
『キャプテン、皆さん。俺もチーム離れるでヤンス。風丸さんが言ってた通りでヤンス。
いくら練習やっても、エイリア学園には敵わないでヤンス。もしあのジェネシスを倒せたとしても、
また新しいチームが現れるかもしれない…きりがないでヤンス。自分、もう限界でヤンス。
すみません。キャプテン、今までありがとうございましたでヤンス。』
円堂「…栗松……」
……我慢してきたんだな…あいつ……
壁山「そんなの……無いッス……」
「「………」」
春奈「...それと...Aさんが何処にも見当たらないんです！」
秋「え、そんな...だって、屋上にいるんじゃないの？！」
春奈「そのはずなんですが...」
瞳子「如月さんなら、昨日キャラバンから降りたわ」
皆「「？！」」
鬼道「それはどういうことですか？」
瞳子「自ら、離脱すると言いに来たわよ」
秋「何故、引き止めなかったんです？」
瞳子「風丸くん、栗松くん同様サッカーへの意欲を無くした選手を引き止める気は無いわ」
〜屋上〜
秋「円堂君……サッカーやらないの?…サッカーの事は、サッカーで解決するんでしょ!?」
…サッカーで解決、か………
秋「今度もそうじゃなかったの!?」
今度もそう……俺、無理だよ……どうすれば…
秋「……円堂君にとって………サッカーってその程度のものだったの?……今の円堂君は円堂君じゃないっ！」
円堂「…俺にとってサッカーは……」
〜グランド〜
瞳子「円堂君をメンバーから外します」
「「ええっ!?」」
秋「そんな!監督!」
瞳子「円堂君を除く、このメンバーでエイリア学園との戦いに望みます」
壁山「そ…そんなぁ……」
瞳子「鬼道君。貴方に新キャプテンをお願いするわ。よろしく」
鬼道「…お断りします。俺達のキャプテンは円堂だけです。あいつは必ず立ち上がります!それが
円堂守だからです!」
「「…」」
瞳子「明日、ここを出発するわ。誰もついて来ないなら、新たなメンバーを探すだけよ。私はエイリア学園を倒さなければならないの」
鬼道(円堂。お前は必ず立ち上がる…必ずな)
秋「…鬼道君」
鬼道「………ﾌｯ」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
瞳子side
...A明日が出発なのよ、間に合うかしら...
「お姉ちゃん！」
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いちご大福(プロフ) - 鈴苺 （ﾚｲﾒｲ）さん» ありがとうございます！おもしろく読んで頂いて嬉しく思いますm(_ _)m遅い更新ですが、これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2020年3月19日 0時) (
レス) id: 5d034c3fd2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴苺 （ﾚｲﾒｲ）(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！ (2020年3月18日 18時) (レス) id: 8922abe964 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご大福 | 作成日時：2020年3月18日 1時
