番外編 take11. ページ12
ナレーター「ユキが部屋に戻る途中、何これデジャヴ?という様に、ゼピュロシア王国の王子、ウェストとバッタリ会ってしまった。」←
ウェスト「…ユキさん、ですか?」
ユキ「…はい」
ウェスト「…どうして、」
ユキ「…?」
ウェスト「そんなに苦しそうな顔をしているんですか?」
ユキ「っ!?」
ナレーター「ユキには自覚がなかった。兎に角ユキは色んな意味で疎かった」←
ウェスト「…そんな顔されたら、俺も胸が痛いですよ」
ナレーター「ウェストは少し自傷気味に笑う」
ウェスト「何かあったのですか?」
ユキ「…」
ナレーター「ユキは無言で首を横に振った」
ウェスト「嘘、ですよね…?」
ユキ「…!?」
ウェスト「ゆっくりでいいですから、俺にも話して欲しいです」
ナレーター「そういって、ウェストはユキの手を取り、優しく包み込むように握った」
ユキ「?」
ナレーター「そう、これもまた、ユキからしてみれば、距離感バグってるとしか思えなかったのである」←
ウェスト「いいじゃないですか。もうすぐ貴女は…。」
ウェスト「˝俺の虜になるんですから˝」
ユキ「?」
ナレーター「普通の女性ならときめくであろうこのセリフ。これもユキからしてみれば˝同じ事言われてる…何これデジャヴ?˝としか思えなかったのである。」←
ウェスト「まぁ、この思いに気着いてくれると嬉しいです。じゃあ、俺はこれで。
ユキ「…?」
ナレーター「ユキは全くこの意味合いを理解できていなかった。だって鈍感だもの」←本日二回目
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五条彩嶺(プロフ) - ユノンさん» 喜んで貰えてよかったです!これからも更新頑張ります! (2022年8月8日 23時) (レス) id: 6a1f26ba40 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 五条彩嶺さん» 番外編見ましたとても面白かったです! (2022年8月8日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 五条彩嶺さん» 更新はゆっくりでいいですよ (2022年7月24日 16時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
五条彩嶺(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます! (2022年7月19日 22時) (レス) id: 6a1f26ba40 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - イラスト見ましたとても可愛いかったです (2022年7月19日 20時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五条彩嶺 x他2人 | 作成日時:2022年6月26日 23時