第36話 ページ38
それから数日。
「ついにこの日が来てしまった、。」
今日は土曜日。若武達との約束の日だ。
集合場所は若武の家。
約束の時間は1時なんだけど、この日を指折り数えて待っていた私は6時に起きてしまい、若干寝不足である。
あぁ〜心配だァ〜、花君大丈夫かな、いっつも無表情だから上杉君とか若武辺りに誤解されそう。
その時は私がしっかりフォローしなければ!だって爽君と約束したもんね!
花君は若武の家を知らないから私と待ち合わせして行くんだけど、もうその時間まで10分しかない。
色々考えてる間にあっとゆう間に時間が過ぎてしまったようだ。
よし、行こう。
重い腰を上げ、玄関を出た私。
そのまま歩いて近くの公園のベンチに腰掛けた。
目の前には小さな子供達がお母さんと一緒に滑り台で遊んでいる。
のどかだなぁ〜若武の家じゃなくてずっとここにいたいなぁ〜。
はっ!いけないいけない、緊張しすぎて現実逃避に入ってしまった!
気合いを入れなければ、よし!
『何1人で百面相してんの?彩。』
頭上から聞こえるアルトの声に向かって顔を上げると、無表情の花君が私を見下ろしていた。
「あ、ごめん。ちょっと緊張しちゃって、」
『なんで彩が緊張するんだよ、』
そう言ってフッと微笑んだ花君。
「そ、そうだよね。でも、なんか分かんないけど手汗が、、、」
『まぁいいや、歩いてるあいだに収まるだろ。もう行こ、結構ギリだし。』
「そうだね、行こう!」
ようやくこの、のどかな公園から離れる決意を決めた私は、長い足でスタスタ歩いていく花君のあとを追った。
それにしても、相変わらず存在感抜群なはずの花君が近づいてきたことに気が付かなかった。これ、もはや一種の能力なのではないか。
『おーい、顔がやばいことなってるよー、彩さーん。』
うるさーい!わかってるよ!
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どうもニコニコです!
ついに花と探偵チームKZ男子グループ対面です。
この先の展開、作者は全くのノープランでございます。( ✌'ω')✌
星、コメント頂けると、作者のやる気がMAX状態になり、何としてでも今のうちに続きを更新しなければという使命感に駆られ馬鹿みたいに更新し出すと思います。
星、コメントどしどしくださいませ!
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ナナ - とても面白かったです!!早く続きが読みたいです!! (2月9日 8時) (レス) @page44 id: abf6832c1a (このIDを非表示/違反報告)
悪役ですが何か?(プロフ) - 花君と翼の絡み、すっごい良かったです!!あなたは、神か!? (2023年4月8日 6時) (レス) @page44 id: 80363cd358 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - はじめまして!いつも読ませていただいています。すごく素敵な作品でした。更新お待ちしています。 (2021年4月2日 15時) (レス) id: 7efce59d5b (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 花君が誰か分かったとき、あの時のカラス!!といっていて面白かったですwwそれと花君が言っていた「あのムカつくマスク野郎もいたけど、」のとこも面白かったし、第39話の若武?かな?が「うえっほん、それで、続きを話してくれ」のうえっほん!が一番面白かったですww (2021年4月1日 21時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ(プロフ) - 未胡成@定期的に病むさん» ある意味危ない展開になってしまった、、。翼を動揺ってなるとこれしか思いつかなかった、笑 (2020年4月28日 9時) (レス) id: 1c8e88b554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニコニコ | 作成日時:2018年8月17日 0時