9話 ページ10
昨日の今日ですけど、また転校生が来るらしいです。
クロス的には話しやすかったらそれで良いかなと思っているが、皆は結構警戒しているらしい。
･････
雨の降る午前中･････
殺「はい、おはようございます。」
殺「烏間先生から転校生が来ると聞いていますね？」
殺せんせーがそう話し出すと、殺し屋だろうね、という声が上がった。
転校生＝殺し屋･････？
『え、そんな物騒なんですか!?』
反射的に驚いた声を出してしまった。
律「黒白さんはまだ知らないと思います。
私、そしてイリーナ先生は、途中から編入された暗殺者なのです。」
そう説明してもらい、やっと納得がいった。
確かに警戒心が大きくなりそうなものだ。
･････あー！だから最初暗殺者かどうか質問されたんですね！
色々考えているうちに、話は進んでいたようで、律さんが来る人について説明していた。
彼らの予想はあっていたらしく、暗殺者なのだと。
律「初期命令では･････私と「彼」の同時投入の予定でした。私が遠距離射撃、
彼が肉迫攻撃で連携して殺せんせーを追いつめると。
ですが、二つの理由でその命令はキャンセルされました。」
皆が緊張して話を聞く。
「理由は？」と誰かが聞くと、さらに続いた。
律「ひとつは彼の調整に予定より時間がかかったから。もうひとつは、
私が彼より暗殺者として圧倒的に劣っていたから」
最初に殺せんせーを追いつめかけた(らしい)律さんがそこまでいうとは、と。
皆が少し唾を飲むのが聞こえ、殺せんせーでさえ少し焦るように見えた。
律「私の性能では、彼のサポートをつとめるには力不足だと。
そこで、各自単独で暗殺を開始する事になり重要度の下がった私から送りこまれたと聞いています」
どんな怪物がやってくるんだとクラスがざわざわしていた。
クロスも、少し不安になったが、まあAUの頃ほどひどくはないだろうと思っていた。
その直後、ドアがｶﾞﾗﾗｯと開いたと思うと、白装束の男が入ってきた。
鳩を手品のように出した、(和ませようとしたのだろうか)
保護者だと名乗り、「シロ」と呼んでくれ、と一見柔らかな空気をまとっていた彼。
･･･でも俺は気づいていました。
殺せんせーにもいえたことですが。
『LOVEが高い･････』
誰にも聞こえない声でそう呟いてしまった俺は悪くないと思う。
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ココア - 続きをお願いします (12月4日 16時) (
レス) id: 57ec6a6b1c (このIDを非表示/違反報告)
フルですが何か(プロフ) - 待ってましたぁぁぁ！更新されていて嬉しかったです！これからも頑張って下さい！ (2022年10月13日 16時) (レス) @page12 id: 954ab8f47c (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - はぇ…好き (2022年2月27日 22時) (レス) @page11 id: 2c794b2e82 (このIDを非表示/違反報告)
らいらっく - 学校初日の時に朝読書でおんなじ本読んでただけなのに、なんかすごい小説家(絵師？)を友達にしてたみたいだな (2022年2月24日 17時) (レス) id: ebaa0c5242 (このIDを非表示/違反報告)
らいらっく - チョコは世界を救う！ か...良い言葉だなぁ。チョコレートって牛乳とか全粉乳入ってなかったっけ？ (2022年2月24日 17時) (レス) @page5 id: ebaa0c5242 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とめーとー@カド松 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/kadomatu
作成日時：2021年11月29日 21時
