7話 ページ8
割と時間は早く過ぎるものです。
初めての学校生活に、少し戸惑いながらあっという間に一日が終わっていた。
放課後になっても、クラスには人がまだちらほら残っていて、帰っても特にすることのない
クロスは、クラスで携帯を弄りながらぼーっとしていた。
終わる時間が思っていたより割と早かったのだ。
この世界についてもう少し知っておきたい、といろいろ検索をしていると、
１時間程すぎ、針は５時半頃を指していた。教室の人も少しずつ減ってきていた。
そんなとき
?「3-Bの夢野でーす。ごめんねー？先生いるー？資料を渡して来てっていわれてて･････」
教室のドアを少しあけて入ってきたのは、本校舎の生徒会事務員と思われる人だった。
殺せんせーは呼ぶわけにはいかないし、烏間先生も居ないため、「先生いないから置いといていいと思うよ〜」っと誰かが返事をした。
？「ありがとう！助かるよ！」
少し黄色がかったちょっと長めな髪(男子の中では)に、片目を隠して、
首にリングのようなものをつけていて、
林檎のブローチをつけていた彼は、いささか思い当たることがあった。
･････ドリーム?
金林檎のブローチ、ナイトメア先輩と反対側の隠れた目。
首のリングは、いつもドリームが頭に着けていたものに酷似していた。
『あ、あの。すみません、』
少しテンパってしまっている俺を見て、少し彼も気づいたらしい。
？「あ、あれ、君もしかしてクｯ」
ちょっと遮らせてもらった。いやだめだって駄目だって此処人いますから！
･････結局その後は、一緒に下校していた。
？「さっきはごめんね！･････で、君クロスで会ってるよね？」
彼はおずおずと話しかけてきた。
『そうですけど、ドリームさんで合ってますよね？』
頷いていた。
『正直、自分一人なのではと思っていたので、ほっとしました！』
ﾄﾞﾘｰﾑ『まあ僕もそうだね。兄弟にもあってないし。クロスが初めてかな。』
苦笑いしていったドリームさんは少し寂しそうだった。
ﾄﾞﾘｰﾑ「ところで君は何でガーゼ貼ってるの？」
そう、今の俺は、傷(キャラにつけられたやつ)をガーゼでふさぎ、
右目を閉じるようにしてテープを貼っていた。端から見たらけが人である。
『転生しても傷とか目は変わらなかったんですよね。(0.6ではなくなってた気がするけどなぁ･････)』
つまり
『普通の人として生活するためです。』
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ココア - 続きをお願いします (12月4日 16時) (
レス) id: 57ec6a6b1c (このIDを非表示/違反報告)
フルですが何か(プロフ) - 待ってましたぁぁぁ！更新されていて嬉しかったです！これからも頑張って下さい！ (2022年10月13日 16時) (レス) @page12 id: 954ab8f47c (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - はぇ…好き (2022年2月27日 22時) (レス) @page11 id: 2c794b2e82 (このIDを非表示/違反報告)
らいらっく - 学校初日の時に朝読書でおんなじ本読んでただけなのに、なんかすごい小説家(絵師？)を友達にしてたみたいだな (2022年2月24日 17時) (レス) id: ebaa0c5242 (このIDを非表示/違反報告)
らいらっく - チョコは世界を救う！ か...良い言葉だなぁ。チョコレートって牛乳とか全粉乳入ってなかったっけ？ (2022年2月24日 17時) (レス) @page5 id: ebaa0c5242 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とめーとー@カド松 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/kadomatu
作成日時：2021年11月29日 21時
