第十三話 ページ15
この前の轟さんとの会話以来、俺は外に
出なかった。出てもすることないから。
あと、雄英はいつも通り毎年行う体育祭を
するつもりらしい。
全員の個性を知るにはもってこいの行事。
「光樹。」
「死柄木さん。怪我はどうですか？」
隣に座った死柄木さんを見ると怪我は殆ど
治っていた。死柄木さんって意外と回復力
高いんだよな・・・。
「もうすぐ体育祭が始まる。そこでお前に
頼みたいことがある。」
「頼みたいこと・・・？」
珍しいな。死柄木さんが俺に頼むなんて。
机の上に置かれた物を見て目を見開いた。
・・・それは、体育祭のチケット。
「・・・つまり、俺は一番近くで見て来い
ということですね。」
「あぁ。理解が早くて助かる。」
正確で確かな情報を知るために死柄木さんは
俺にチケットを渡したのだろう。
それに、死柄木さんや黒霧さんは迂闊に外に
出ると危ない。だから、俺か・・・。
「特にあのオールマイト並みのパワーを持つ
ガキについて調べろ。」
「わかりました。」
死柄木さんに俺が出久と幼馴染だってことは
言っていない。知っているのは先生だけ。
初めは話そうと思ったが先生が言わなくても
いいと言ったので言っていない。
「それにしても体育祭か・・・。」
部屋に戻って改めてチケットを見る。
兄さんや轟さんの力を見ることが出来る。
そして、出久の力だって・・・。
「出久さんは・・・何を隠してるんだ？」
『体育祭』
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村人A(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします (2018年10月24日 22時) (
レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - こういうの待ってました！面白い (2018年10月24日 19時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - あっぷる。さん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです！！ (2018年10月21日 20時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。 - どストライクな小説です！これからも頑張ってください！ (2018年10月21日 17時) (レス) id: b076da837c (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - ありがとうございます。訂正しました。 (2018年6月28日 10時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村人A | 作成日時：2018年6月17日 23時
