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私なんか、
ペーペーが見たって、
企画書を出すわけでもないのにな。
「お前、今、自分には関係ない思たやろ。
お前もジョリー化粧品の一員ちゃうん？
いつか自分が手がけるかもしれへんて、
なんで考えられへんねん」
すごい剣幕で叱られた。
それとも何か？ああ？
とかって、胸ぐらつかまれそうな勢い。
ひたすら怖い。
仕事は頑張りたいけど、
一生続けるかと問われると分からない。
おしゃれもメイクも好きだから、
外資系の化粧品メーカーに就職した。
内定の連絡が来た時は万歳したいほど、
嬉しかったなあ。
「すいません・・・」
謝りかけた時。
会場になるホールの奥の部屋から、
背の高いやたらにイケメンな男の人が出て来て。
「あっ、亮ちゃん。
今度のイベントの件？
今年はうちでやってくれるんやってな」
錦戸課長に、
親しげに声をかけた。
亮ちゃん？
亮ちゃんって。
この怖いピリピリした課長が？
可愛いくて、ちょっと笑えてくる。
「おお。
ここは交通の便もええしな。
会場の広さも雰囲気もぴったりやし」
錦戸課長がそう答えた。
友達なんだ。
この目を惹く二人が友達って。
やっぱり類は友を呼ぶんだな。
「亮ちゃん、そちらは会社の子？」
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如月梦【ゆめ】(プロフ) - 面白いです！続きお願いします！ (2017年7月16日 17時) (
レス) id: 077df6fe8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2017年7月16日 10時
