第五十二話 ページ13
目が覚めると、俺は真っ白な部屋に
いた。おそらく、病院の個室だろう。
身体には拘束道具が付けられていた。
あくまで、ヴィランだから仕方なくって
感じか・・・？
少し考えていると、扉がノックされた
「・・・どうぞ。」
扉が開くと、オールマイトと出久さん。
そして、母さんと父さん。兄さんがいた
「・・・な、んで。」
掠れた声が出たと同時に俺は母さんに
抱きしめられた。
「ごめんっ・・・ごめんっ！！！」
母さんは震えて泣いていた。
父さんも涙ぐんでいた。
どうして・・・？なんで、記憶が戻って
いるんだ・・・。
あの時、確かに消したはずなのに
嫌な予感がした。
「爆豪少年。いや、光樹少年。君には
辛い思いをさせてしまった。」
違う。確かに最初は辛かったかもしれない
でも、今は違う。彼処は居心地が良い。
・・・オールマイトから聞いた話では、
簡潔に言えば、先生は捕まった。
それと同時に皆にかけていた個性が、
記憶が戻ってしまった・・・。
「・・・せ、んせいは？先生は今は何処
にいるんですか・・・！！！」
母さんに抱きしめらたまま叫んだ。
「光樹っ！もう、あんなのを気にする
必要なんてないんだよ！！」
「違う！」
結局、目が覚めたばかりだから混乱して
いるのだろうと言われた。
『混乱』
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村人A(プロフ) - 美弥華さん» 返信遅くなってしまい、すみません。ありがとうございます！ (2019年5月10日 22時) (
レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
美弥華 - 物凄く面白くて読み易いですね！続きが凄く気になります！更新頑張ってください！ (2018年11月6日 1時) (レス) id: 10da490b27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村人A | 作成日時：2018年10月28日 11時
