第五十一話 ページ12
先生は冷静だった。いや、ただ単にそう
見えただけなのかもしれない。
「個性強制発動。」
マグ姉さんの身体に先生はナニカを刺した。
すると、マグ姉さんの意識はないはずなの
にマグ姉さんの個性が発動した。
「先生の・・・個性。」
トガさんの身体と俺達の身体が光出した。
俺達はトガさんに引き付けられる。それは
確かにマグ姉さんの個性だった。
トガさんの後ろには黒霧さんの個性。
「先生っ！！」
死柄木さんは先生を呼んだ。先生はまだ
オールマイトと戦っている。先生は残る
つもりなんだ・・・。
「・・・だめ。」
ダメだ。ダメだダメだ！！！！
先生がいなくちゃ、全員揃わなくちゃ！
「先生っ！先生も戻りましょう！！先生
がいないと、俺達は・・・！！」
先生は来ない。なのに、先生との距離は
開くばかりだった。死柄木さんは先に黒霧
さんの個性によって戻された。
空間までの距離は30cmもない。
「すまんが、君には聞きたいことがある。
ワシと一緒に来てもらうぞ。」
「っ！？」
声がして後ろを見れば、いつの間にか背後
にグラントリノがいた。
「っ爆豪光樹。」
先生の声を最後に俺の意識は途絶えた。
・・・ごめんなさい。先生、死柄木さん。
『距離』
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村人A(プロフ) - 美弥華さん» 返信遅くなってしまい、すみません。ありがとうございます！ (2019年5月10日 22時) (
レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
美弥華 - 物凄く面白くて読み易いですね！続きが凄く気になります！更新頑張ってください！ (2018年11月6日 1時) (レス) id: 10da490b27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村人A | 作成日時：2018年10月28日 11時
