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*


家が近かったから、Aは買い物袋を置きに行った。


怖がらせないでくださいねと何度も注意されたがまぁ大丈夫だろ。こいつ猫かぶってやがるから。



五「お前なんなの。絶対家の場所覚えてるだろ」


ひ「忘れるわけないだろ馬鹿かよ」


五「末恐ろしいガキだねえ」



じゃあ何で迷子のフリしてんだよ
最近の子供何なんだよこわーーい!


五「なら家早く帰りゃいいだろ」



俺と視線も合わせやしないガキんちょを捻り潰そうかと思ったがそれはさすがにやばいと思い抑えながらそう言うと


そいつは恥ずかしそうにもじもじしながら下を向いて少し間を開けてから口を開いた。



ひ「僕はAさんと仲良くなりたいんだ」



見え見えだったよばーーーかと心で呟きながら返事する。




五「そりゃまたなんで?」


ひ「.....ひ」


五「ひ?」



ひ「......ひ、一目惚れ......したんだ。Aさんの笑顔に...」





一目惚れ....ウケる〜〜〜。
こいつ10とかそこらだろ?

何いっちょ前に一目惚れとか言っちゃってんだよ。
しかも笑顔に!?最近のガキは何なんだよ本当に。


五「そういうのはだなひろき、脳の錯覚ってんだよ」


ひ「はぁ!?ぼ、僕は本気で...」


その時、遠くの方で俺とひろきを呼ぶ声が聞こえた。
Aが帰ってきたのだろう。



『おまたせしました!それとひろきくん、お母さんがお迎えに来てくれましたよ』


ひ「え?」



どうやら、なかなか帰ってこなくて心配して探しに行っていたらしい。
こいつによく似た人が息を切らしてやって来た。


五「どんまいガキんちょ。もう一生関わんなよ」


ひ「....いつか殺すわお前」


五「キャー、コワーイ」



そう言い残し、ガキんちょはまた猫をかぶり家に帰って行った。
とりあえず最近の子供は怖いということを学んだ1日だった。






『私の顔、何かついてます?』


五「いやぁ?敵は増やしたくねぇなーって思って」


『....?あぁ!呪霊はいないに超したことはないですね!』


五「....ソダネー」

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かぶとむし(プロフ) - らるさん» コメントありがとうございます!確かに、何としても見つけ出しそうですよね笑更新頑張ります! (2021年2月23日 23時) (レス) id: 5f10bbc57e (このIDを非表示/違反報告)
かぶとむし(プロフ) - オレンジ100%さん» コメントありがとうございます!神!?お世辞だとしても嬉しいです笑笑更新頑張ります!! (2021年2月23日 23時) (レス) id: 5f10bbc57e (このIDを非表示/違反報告)
かぶとむし(プロフ) - 雨夜星さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです(´・∀・`) (2021年2月23日 23時) (レス) id: 5f10bbc57e (このIDを非表示/違反報告)
らる - もし家政婦やめたら何処までも追って来そうだね!(ゲス顔)たしかにこれは虐めたくなるわぁ〜 更新頑張ってください! (2021年2月23日 9時) (レス) id: 479d7ce450 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ100%(プロフ) - えっ、番外編神では????とりあえず更新頑張って。 (2021年2月22日 21時) (レス) id: 812b1ab43b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かぶとむし | 作成日時:2021年2月14日 19時

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