｢出ていけ｣って言ったら本当に出ていった【五条悟】

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その後近くにあった公園に行き、ベンチに座らせ話を聞いた。名前はひろき。そんで迷子のようだった。




最近ここに越してきたばっかだから家の周りにあるものはあまり覚えていないらしい。



....にしてもこいつずっとAにひっついたままじゃねぇか。
そろそろ離れろよ。


そんな視線を少し送るとひろきは



ひ｢お姉ちゃん...僕このお兄ちゃん怖い！｣



と怯えながらAにさらにしがみついた。



五｢怖くねぇよ。なぁ？｣


ひ｢ひぇ....｣


『....やめてくださいよ』


五｢別に俺は何も...｣



ひろきが勝手に怖がってるだけだろと言おうとした時、俺は見た。
悪そうな顔でニヤッと笑っているガキの顔を。

....こいつ！性格クソ悪ぃじゃねぇか！



『あー、じゃあ悟様先帰ってますか？任務で疲れていらっしゃるでしょうし....』


五｢いや、1人より2人の方がいいだろ。効率も上がるし｣



『まぁそうですけど...怖がらせないようにしてくださいね』


五｢うるせぇよ｣



はっ、悔しそうな顔しやがってガキがよ！

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