結ノ呼吸の結柱

番外編:伊黒 ページ49

伊黒side

明日は、Aの隊服が支給される。

ただ、あの眼鏡だ。

絶対、露出度の高い隊服が支給されるだろう。


甘露寺の話によると痣が全身にあるらしい。

秘密だと言われたと言っていたが甘露寺はどうにか癒したいと俺に相談してくれた。


甘露寺の時のように、ニーハイでいいだろうか………。


探しに行こう。

Aに1番似合うものを…。


「またきてくれたのかい？？」

「嗚呼……

淡いピンクの髪色の"妹"に、似合うニーハイを探している。」


「そうかい。この色なんかどうだい？」


「！？いいな。だがしかし、この色も良い。」

「目の色は何色なんだい？

この前の贈り物の子は黄緑色だっただろ？」

「妹は……ピンクと黒の目だ。」


「そうかい。

それじゃあ、黒でまとめるのなんかどうだい？」


「なるほどな。

だが、着てる服が黒っぽい感じだから、重くはならないか？」


「黒に黒は重くなるねぇ。

まあ、兄ちゃんの好みで決めてやんな。」

「嗚呼。ありがとう」


あまり派手な柄は辞めておこう。

甘露寺のやつの色違い……？

雰囲気が違うな……



数時間後


「これにする。」

「おお。毎度あり！」


悩みまくった結果、少し青いニーハイにした。


羽織は、白と黒のグラデーションのものを、俺のを買った店で買った。









喜んでもらえて良かった。

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