学園でも愛される元愛柱【鬼滅の刃】

善ねず2 ページ33

ねずこside

ね「助けて善逸さん！」


善「悪いけど、この手、離してくんない？」


ね「善逸さん…！」

善「ごめんね。遅くなっちゃって…」


ナンパ男3「クソっ男連れかよ。いくぞ！」

ナンパくん「「はっはいィィィ！」」


こうなったのも、遡る事3分くらい前。

ナ1「ねぇねぇ、君可愛いね。」

ナ2「オレ達、道に迷っちゃって…教えてくんない？」

ね「はい！」

最初の男には違和感を感じた。

一言目が「君可愛いね。」って可笑しいって。

でも、二人目の男が困ったように言うからつい、はい！と答えてしまった…

ナ3「俺達、ここに行きたいんだ。道、教えて？」


ね「わかりました。えっと、この道をまっすぐ進んで2つ目の信号を右です。そこに、レストランがあるのでそこを左です。左に曲がって少し進むと目的地に着くと思いますよ。」

ナ1「ありがとう。でも、俺分かんなかった。そこまで連れて行ってよ！」

駄目。

そう体が叫んで居た。

怖くて、足がすくんで動けなかった。

ね「すいません。彼氏を待ってるんで…」

ナ2「彼氏さんに連絡すれば良いよ。

それよりも、俺達を連れてって

こっちだっけ？」

手を引かれた。

ね「嫌、触んないでください！」

ナ3「早く道案内してよ？」

ね「助けて善逸さん！」

そして、冒頭に戻る。

善「ホントにごめん。怪我してない？」

ね「手を引かれた時にグッと握られただけです。」


善「見せて？」


腕を見せると、善逸さんは激怒した。

善「はあ？あいつらなんなの！ねずこちゃんの腕に傷なんかつけちゃって！

ほらここ！爪痕残ってんの！もう絶対許さない！」


ね「大丈夫ですよ。そのくらい！」

善「だって…」

ね「死にはしませんよ！」

善「そう…だね…」









私の彼氏は



普段ヘタレだけど



大事な時に守ってくれる


強く



カッコいい人です。

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